麻雀を始めたばかりの方にとって、『役の種類が多すぎて覚えられない』『どの役から覚えればいいの?』という悩みはつきものですよね。実は麻雀には1翻役から役満まで全37種類の役が存在し、それぞれに成立条件や翻数、鳴きの可否が設定されています。この記事では、初心者の方でも段階的に理解できるよう、翻数別に全役を完全網羅し、成立条件・鳴き可否・実戦での使い方まで徹底解説します。まずは基本の10役を押さえれば、すぐに対局を楽しめるようになりますよ。
【早見表】麻雀のアガリ役を翻数別にチェック

麻雀の役は翻数によって得点が大きく変わります。
ここでは全37種の役を翻数別に分類し、鳴きの可否と合わせて一覧表で紹介します。
初心者の方は、まず1翻役と2翻役を中心に覚えていくことをおすすめします。

実戦では1翻役が全体の約60%を占めるため、リーチ・タンヤオ・ピンフ・役牌の4つを最優先で覚えましょう。
1翻役一覧(14種)
1翻役は麻雀で最も頻繁に使われる基本役です。
全14種類のうち、リーチ・タンヤオ・ピンフ・役牌の4つだけで実戦の大半をカバーできます。
- リーチ(立直):門前役、テンパイ時に宣言
- タンヤオ(断幺九):2〜8の数牌のみで構成、鳴きOK
- ピンフ(平和):門前役、両面待ち必須
- 役牌:三元牌・場風牌・自風牌の刻子、鳴きOK
- イーペーコー(一盃口):門前役、同じ順子を2組
- ツモ(門前清自摸和):門前役、ツモアガリ
- 一発:リーチ後1巡以内、鳴かれると消滅
- ハイテイ(海底撈月):最後のツモ牌でアガリ
- ホウテイ(河底撈魚):最後の捨牌でロンアガリ
- リンシャンカイホウ(嶺上開花):カン後の嶺上牌でツモアガリ
- チャンカン(槍槓):他家の加槓牌でロン
- 赤ドラ・裏ドラ・ドラ:役ではなく翻数加算要素
これらの役は単独では満貫に届かないため、ドラや他の役との複合を狙うことが重要です。
2翻役一覧(10種)
2翻役は得点を大きく伸ばせる中堅クラスの役です。
1翻役との複合で跳満以上を狙えるため、実戦での重要度が高い役が揃っています。
- ダブルリーチ:親の第1巡目でのリーチ宣言
- 三色同順:3種の数牌で同じ順子、鳴くと1翻
- 一気通貫:同種で123・456・789、鳴くと1翻
- チャンタ(混全帯幺九):全メンツに1・9・字牌、鳴くと1翻
- トイトイ(対々和):刻子4つで構成、鳴きOK
- 三暗刻:暗刻を3組、鳴きOK
- 三槓子:カンを3回、鳴きOK
- チートイツ(七対子):門前役、対子7組の特殊形
- 混老頭:1・9・字牌のみで構成、鳴きOK
- 小三元:三元牌2種を刻子、1種を雀頭、鳴きOK
特に三色同順・一気通貫は鳴くと1翻に下がるため、門前で狙うかどうかの判断が重要になります。
トイトイや三暗刻は鳴いても2翻を維持できるため、スピード勝負で有利です。
3翻役一覧(4種)
3翻役は高打点を狙える上級者向けの役です。
ドラなしでも満貫に届く可能性があり、形が整えば積極的に狙いたい役です。
- ホンイツ(混一色):1種の数牌+字牌、鳴くと2翻
- ジュンチャン(純全帯幺九):全メンツに1・9、鳴くと2翻
- リャンペーコー(二盃口):門前役、イーペーコー2組
ホンイツは初心者でも形が分かりやすいため、3翻役の中では最も出現頻度が高い役です。
リャンペーコーは門前限定ですが、ピンフとの複合で5翻になるため、門前ツモなら満貫確定です。
6翻役一覧(1種)
6翻役はチンイツ(清一色)の1種類のみです。
- チンイツ(清一色):1種の数牌のみで構成、鳴くと5翻
チンイツは門前なら6翻で跳満以上確定、ドラが2枚あれば倍満に到達します。
鳴いても5翻を維持できるため、配牌が偏っている時は積極的に狙う価値があります。
ただし手牌が偏るため待ちが悪くなりやすく、他家にも読まれやすいというデメリットがあります。

役満一覧(13種)
役満は麻雀の最高得点役で、成立すれば親48000点・子32000点が確定します。
出現頻度は極めて低く、実戦では数百局に1回程度しか見られません。
- 国士無双:13種の幺九牌を1枚ずつ+1枚、門前役
- 四暗刻:暗刻を4組、門前役
- 大三元:三元牌すべてを刻子、鳴きOK
- 字一色:字牌のみで構成、鳴きOK
- 小四喜:風牌3種を刻子、1種を雀頭、鳴きOK
- 大四喜:風牌4種すべてを刻子、鳴きOK(ダブル役満扱いも)
- 緑一色:ソーの2・3・4・6・8+發のみ、鳴きOK
- 清老頭:1と9の数牌のみで構成、鳴きOK
- 九蓮宝燈:1112345678999+1枚、門前役
- 四槓子:カンを4回成立、鳴きOK
- 天和:親の配牌時点でアガリ
- 地和:子の第1ツモでアガリ(鳴きなし条件)
役満はダブル役満・トリプル役満といった複合ルールも存在しますが、採用ルールは雀荘やゲームによって異なります。
大四喜・四暗刻単騎・国士無双13面待ち・純正九蓮宝燈などがダブル役満として扱われる場合があります。
麻雀の役とは?アガリに必要な基本ルール

麻雀で勝利するには、ただ牌を揃えるだけでなく『役』が必要です。
ここでは、麻雀初心者が最初に理解すべき『アガリの基本形』と『役の必要性』について解説します。
麻雀は『4メンツ+1雀頭』という基本形を作り、かつ最低1翻以上の役を成立させることでアガれるゲームです。
アガリの基本形「4メンツ+1雀頭」を理解する
麻雀のアガリ形は、4つのメンツ(面子)と1つの雀頭(じゃんとう)で構成されます。
メンツとは、以下の3種類です。
- 順子(シュンツ):同じ種類の数牌で連続する3枚(例:234ソー)
- 刻子(コーツ):同じ牌3枚(例:中中中)
- 槓子(カンツ):同じ牌4枚(例:東東東東)
雀頭とは、同じ牌2枚のペアです(例:発発)。
これら合計14枚(カン含む場合は最大18枚)を揃え、かつ役を満たすことで初めてアガリが成立します。
例外として、七対子(チートイツ)や国士無双は特殊なアガリ形を持ちます。
「役なし」ではアガれない|最低1翻が必要
麻雀では、『4メンツ+1雀頭』を揃えても役がなければアガれません。
これを『役なし』または『ノーテン(聴牌していない状態)』と呼びます。
例えば、以下のような手牌は形が完成していても役がないためアガれません。
- 123マン・456ソー・789ピン・111マン・22ソー(役牌なし・タンヤオ不成立)
このような場合、リーチをかける・役牌を作る・タンヤオ形にするなど、何らかの役を成立させる必要があります。
初心者は『形ができた!』と思ってもアガれないことが多いため、必ず役を確認する習慣をつけましょう。

参考:【麻雀】初心者目線による分かりやすい麻雀『最初に覚える物と役一覧』
鳴くと成立しない役・翻数が下がる役の違い
麻雀では、ポン・チー・カン(鳴き)をすると成立しなくなる役や翻数が下がる役があります。
鳴くと成立しない門前役(メンゼン役)は以下の通りです。
- リーチ
- ピンフ
- イーペーコー
- リャンペーコー
- ツモ(門前清自摸和)
- チートイツ
- 国士無双
- 四暗刻
- 九蓮宝燈
鳴くと翻数が下がる役は以下の通りです。
- 三色同順(3翻→2翻)
- 一気通貫(2翻→1翻)
- チャンタ(2翻→1翻)
- ジュンチャン(3翻→2翻)
- ホンイツ(3翻→2翻)
- チンイツ(6翻→5翻)
鳴いても翻数が変わらない役もあります。
- 役牌
- タンヤオ
- トイトイ
- 三暗刻
- 三槓子
- 小三元
- 混老頭
- 大三元
- 字一色
- 小四喜
- 大四喜
- 緑一色
- 清老頭
- 四槓子
初心者は、まず門前役を覚え、鳴くかどうかの判断を慎重に行うことが重要です。
参考:【麻雀役一覧】1〜6飜役・役満の成立条件、成立例、鳴きOK・…
【1翻役】麻雀のアガリで最も出現頻度が高い基本役14種

1翻役は麻雀で最も頻繁に使われ、実戦の約60%を占める基本役です。
ここでは、初心者が必ず覚えるべき1翻役14種を詳しく解説します。
リーチ・タンヤオ・ピンフ・役牌の4つを押さえれば、すぐに実戦で通用するレベルに到達できます。
リーチ(立直)|最も使う攻撃の要
リーチは麻雀で最も使用頻度が高く、攻撃の要となる1翻役です。
成立条件は以下の通りです。
- 門前(鳴いていない状態)でテンパイしている
- 1000点棒を場に出して『リーチ』と宣言
- 宣言後は手牌を変えられず、ツモ切りのみ
リーチをかけると、一発・裏ドラ・ツモのボーナス役が狙えるため、得点を大きく伸ばせます。
ただし、リーチ後は手牌を変更できないため、他家の当たり牌を切ってしまうリスクもあります。
初心者は『テンパイしたらリーチ』を基本戦略とし、状況判断は慣れてから学ぶのがおすすめです。
タンヤオ(断幺九)|初心者が最初に覚えるべき役
タンヤオは初心者が最も覚えやすく、使いやすい1翻役です。
成立条件は以下の通りです。
- 2〜8の数牌(中張牌)のみで構成
- 1・9の数牌や字牌を一切使わない
- 鳴いても成立(喰いタン)※ルールにより異なる
タンヤオは手牌の制約が少なく、スピードアガリに向いているため、実戦での出現頻度が非常に高い役です。
特にピンフ・リーチ・ドラとの複合で高打点を狙えるため、序盤から積極的に狙う価値があります。
ルールによっては『喰いタンなし』(鳴くとタンヤオ不成立)の場合もあるため、対局前に確認しましょう。
ピンフ(平和)|条件が多いが高頻度の基本役
ピンフは条件が多いため初心者には難しいが、高頻度で出現する重要な1翻役です。
成立条件は以下の通りです。
- 門前役(鳴き不可)
- 4メンツすべてが順子
- 雀頭が役牌以外(数牌のみ)
- 待ちが両面待ち(リャンメン待ち)
- ツモ時は符がつかない
ピンフはタンヤオ・リーチ・ツモと複合しやすいため、門前で手を進める場合は常に意識すべき役です。
特に『リーチ・ピンフ・タンヤオ・ツモ・ドラ1』は満貫に到達する黄金パターンです。
初心者は『順子4つ+両面待ち』の形を意識しながら手を進めると、自然とピンフ形になりやすくなります。

役牌(三元牌・場風牌・自風牌)|鳴いてもOKの万能役
役牌は鳴いても成立するため、スピード重視の対局で非常に有効な1翻役です。
成立条件は以下の通りです。
- 三元牌:白・發・中のいずれかを3枚揃える
- 場風牌:その局の場風(東場なら東、南場なら南)を3枚揃える
- 自風牌:自分の座席の風牌(親なら東、南家なら南など)を3枚揃える
三元牌はどの座席でも常に役牌として扱われるため、最も使いやすい役牌です。
場風牌と自風牌が一致する場合(例:東場の親で東を揃える)は『連風牌(ダブ東・ダブ南)』として2翻になります。
役牌はポン(鳴き)しても翻数が変わらないため、他家より先にアガりたい場面で積極的に使いましょう。
イーペーコー(一盃口)|同じ順子を2つ作る
イーペーコーは同じ順子を2組作ることで成立する門前役です。
成立条件は以下の通りです。
- 門前役(鳴き不可)
- 同じ数牌の順子を2組(例:234マン・234マン)
イーペーコーはピンフ・タンヤオと複合しやすいため、門前で進める際は常に意識すべき役です。
特に『リーチ・ピンフ・イーペーコー・タンヤオ・ドラ1』で跳満に到達することもあります。
手牌に同じ数牌が多い場合、順子形にすることでイーペーコーを狙えるため、鳴かずに進めるのがポイントです。
参考:【麻雀役一覧】1〜6飜役・役満の成立条件、成立例、鳴きOK・…
ツモ(門前清自摸和)|メンゼンでツモれば成立
ツモは門前でツモアガリすることで成立する1翻役です。
成立条件は以下の通りです。
- 門前役(鳴き不可)
- 自分でツモった牌でアガる(ロンではなくツモ)
ツモは他の役と複合することで高打点を狙えるため、門前で進める際は常に意識すべきです。
特に『リーチ・ツモ・ピンフ・タンヤオ・ドラ1』で満貫に到達するため、門前ツモを狙う価値は非常に高いです。
ただし、リーチ後はツモ切りしかできないため、他家の当たり牌を切らないよう注意しましょう。
一発|リーチ後1巡以内のアガリ
一発はリーチ宣言後、1巡以内にアガると成立する偶然役です。
成立条件は以下の通りです。
- リーチ宣言後、自分の次のツモまでにアガる
- 他家が鳴く(ポン・チー・カン)と消滅
- 自分がカンしても消滅
一発はリーチと必ずセットで成立し、さらに裏ドラも乗るため、高打点を狙える重要なボーナス役です。
リーチ後に他家が鳴くと一発が消えるため、他家の手牌を読んで安全牌を切る判断が重要になります。
ハイテイ・ホウテイ|最後の牌でアガる偶然役
ハイテイ・ホウテイは局の最後の牌でアガると成立する偶然役です。
成立条件は以下の通りです。
- ハイテイ(海底撈月):最後のツモ牌でアガる
- ホウテイ(河底撈魚):最後の捨牌でロンアガリ
ハイテイ・ホウテイは偶然役のため狙って出せるものではないですが、最後の局面で逆転のチャンスになることもあります。
特にトップ目を守りたい時は、最後の捨牌に注意し、安全牌を切る判断が重要です。
リンシャンカイホウ(嶺上開花)|カン後のツモでアガリ
リンシャンカイホウはカン後に引く嶺上牌でツモアガリすると成立する偶然役です。
成立条件は以下の通りです。
- カン(明槓・暗槓・加槓)を宣言
- 嶺上牌(カン後に引く補充牌)でツモアガリ
リンシャンカイホウはカンをするたびにチャンスが生まれるため、暗刻が複数ある場合は積極的にカンを狙うのも戦略の一つです。
ただし、カンをすると他家に情報を与えるため、状況を見極めることが重要です。
参考:【麻雀役一覧】1〜6飜役・役満の成立条件、成立例、鳴きOK・…
チャンカン(槍槓)|他家の加槓牌でロン
チャンカンは他家が加槓(ポンした後に4枚目を加える)した牌でロンアガリすると成立する偶然役です。
成立条件は以下の通りです。
- 他家が加槓を宣言
- その牌が自分のアガリ牌
- ロン宣言(国士無双の場合は暗槓でも可)
チャンカンは実戦では非常に珍しい役ですが、他家が加槓を多用する場面では警戒すべきです。
国士無双の場合は暗槓に対してもチャンカンが成立する特殊ルールがあります。
ドラ|翻数を加算する重要ボーナス
ドラは役ではなく翻数を加算するボーナス要素です。
ドラの種類は以下の通りです。
- 表ドラ:ドラ表示牌の次の牌が該当
- 裏ドラ:リーチ後にアガると裏ドラ表示牌も開示
- カンドラ:カンをするとカンドラ表示牌が追加
- 赤ドラ:赤5マン・赤5ソー・赤5ピンがドラ扱い(ルールによる)
ドラは1枚につき1翻加算されるため、ドラが多いほど高打点を狙えます。
特に裏ドラは3枚以上乗ることもあり、一気に倍満以上になる可能性があります。
ただし、ドラを持ちすぎると他家に警戒されるため、リーチのタイミングを見極めることが重要です。
【2翻役】麻雀のアガリで勝負を決める中堅役10種

2翻役は得点を大きく伸ばせる中堅クラスの役で、1翻役との複合で跳満以上を狙えます。
ここでは、実戦で重要な2翻役10種を詳しく解説します。
特に三色同順・一気通貫・トイトイは出現頻度が高く、覚えておくべき優先度が高い役です。
ダブルリーチ|第1巡でのリーチ宣言
ダブルリーチは親の第1巡目でリーチを宣言すると成立する2翻役です。
成立条件は以下の通りです。
- 親の第1巡目(配牌直後の第1打)でリーチ宣言
- 鳴きが一切入っていない状態
ダブルリーチは通常のリーチ1翻+ダブルリーチ1翻で合計2翻となります。
配牌時点でテンパイしている場合、一発・裏ドラも狙えるため高打点のチャンスです。
ただし、初巡でリーチすると他家に警戒されるため、危険牌を切られにくくなるデメリットもあります。
三色同順|3種の数牌で同じ順子を作る
三色同順はマン・ソー・ピンの3種で同じ順子を作ると成立する2翻役です。
成立条件は以下の通りです。
- マン・ソー・ピンで同じ数字の順子を1組ずつ(例:234マン・234ソー・234ピン)
- 門前なら2翻、鳴くと1翻に下がる
三色同順は形が分かりやすく、初心者でも狙いやすい役です。
特にリーチ・ピンフ・タンヤオと複合しやすいため、門前で進める場合は常に意識すべきです。
鳴くと1翻に下がるため、門前で狙うかスピード重視で鳴くかの判断が重要になります。
一気通貫(イッツー)|123・456・789を揃える
一気通貫は同じ種類の数牌で123・456・789を揃えると成立する2翻役です。
成立条件は以下の通りです。
- 同じ種類の数牌で123・456・789の3つの順子(例:123マン・456マン・789マン)
- 門前なら2翻、鳴くと1翻に下がる
一気通貫は形が整いやすく、初心者でも狙いやすい役です。
特に配牌で1種類の数牌が多い場合は、積極的に狙う価値があります。
鳴くと1翻に下がるため、門前で進めるか鳴いてスピード重視にするかの判断が重要です。
チャンタ(混全帯幺九)|端牌と字牌を絡める
チャンタはすべてのメンツと雀頭に1・9・字牌を含むと成立する2翻役です。
成立条件は以下の通りです。
- 4メンツ+1雀頭すべてに1・9・字牌を含む
- 門前なら2翻、鳴くと1翻に下がる
チャンタは字牌を含むため役牌との複合が狙いやすいです。
特にトイトイ・チャンタの複合は高打点を狙えるため、刻子形が多い場合は意識すべきです。
ただし、待ちが悪くなりやすいため、他家より先にアガれる形を作ることが重要です。
参考:【麻雀役一覧】1〜6飜役・役満の成立条件、成立例、鳴きOK・…
トイトイ(対々和)|刻子4つで構成
トイトイは4つのメンツすべてを刻子で構成すると成立する2翻役です。
成立条件は以下の通りです。
- 4メンツすべてが刻子(順子を含まない)
- 鳴いても2翻を維持
トイトイは鳴いても翻数が下がらないため、スピード重視の対局で非常に有効です。
特に役牌・三暗刻・混老頭との複合で高打点を狙えます。
配牌で対子が多い場合、積極的にポンしてトイトイを狙うのがおすすめです。
三暗刻|暗刻を3つ作る
三暗刻は暗刻を3組作ると成立する2翻役です。
成立条件は以下の通りです。
- 暗刻(鳴かずに揃えた刻子)を3組
- 鳴いても2翻を維持(ただし暗刻以外のメンツは鳴いてもOK)
三暗刻はトイトイとの複合で4翻になるため、対子が多い場合は積極的に狙う価値があります。
ただし、暗刻を3組揃えるには時間がかかるため、他家より先にアガれる形を作ることが重要です。
三槓子|カンを3回成立させる
三槓子はカンを3回成立させると達成する2翻役です。
成立条件は以下の通りです。
- 明槓・暗槓・加槓を合計3回
- 鳴いても2翻を維持
三槓子は実戦では非常に珍しい役ですが、対子が多く暗刻が揃っている場合は狙える可能性があります。
カンをするとカンドラが増えるため、さらに高打点を狙えます。
ただし、カンをすると他家に情報を与えるため、状況を見極めることが重要です。
七対子(チートイツ)|対子7組の特殊形
七対子は対子を7組揃えると成立する2翻役で、『4メンツ+1雀頭』とは異なる特殊なアガリ形です。
成立条件は以下の通りです。
- 門前役(鳴き不可)
- 対子を7組(すべて異なる牌)
- 同じ牌4枚(カン材料)は対子2組として扱えない
七対子は形が分かりやすく、初心者でも狙いやすい役です。
特に配牌で対子が多い場合は、積極的に狙う価値があります。

ただし、待ちが単騎待ちになるため、他家より先にアガれる形を作ることが重要です。
参考:【麻雀役一覧】1〜6飜役・役満の成立条件、成立例、鳴きOK・…
混老頭(ホンロウトウ)|1・9・字牌のみで構成
混老頭は1・9・字牌のみで構成すると成立する2翻役です。
成立条件は以下の通りです。
- 1・9・字牌のみで4メンツ+1雀頭を構成
- 鳴いても2翻を維持
混老頭はトイトイ・チャンタとの複合で高打点を狙えます。
特に役牌との複合で満貫以上になることが多いです。
ただし、待ちが悪くなりやすいため、他家より先にアガれる形を作ることが重要です。
小三元|三元牌2種を刻子、1種を雀頭
小三元は三元牌(白・發・中)のうち2種を刻子、1種を雀頭にすると成立する2翻役です。
成立条件は以下の通りです。
- 三元牌2種を刻子(3枚ずつ)
- 三元牌1種を雀頭(2枚)
- 鳴いても2翻を維持
小三元は役牌2翻+小三元2翻で合計4翻になるため、高打点を狙えます。
配牌で三元牌が多い場合、積極的にポンして小三元を狙うのがおすすめです。
【3翻役】高打点を狙えるアガリ役4種

3翻役は高打点を狙える上級者向けの役で、ドラなしでも満貫に届く可能性があります。
ここでは、実戦で重要な3翻役4種を詳しく解説します。
特にホンイツ(混一色)は初心者でも狙いやすいため、優先的に覚えるべき役です。
混一色(ホンイツ)|1種の数牌+字牌で構成
混一色は1種の数牌と字牌のみで構成すると成立する3翻役です。
成立条件は以下の通りです。
- 1種の数牌(マン・ソー・ピンのいずれか)+字牌で構成
- 門前なら3翻、鳴くと2翻に下がる
ホンイツは形が分かりやすく、初心者でも狙いやすい役です。
特に配牌で1種の数牌が多い場合は、積極的に狙う価値があります。
鳴いても2翻を維持できるため、スピード重視でポンやチーを使うのも有効です。
参考:【麻雀役一覧】1〜6飜役・役満の成立条件、成立例、鳴きOK・…
純全帯幺九(ジュンチャン)|端牌を必ず含む
ジュンチャンはすべてのメンツと雀頭に1・9を含むと成立する3翻役です。
成立条件は以下の通りです。
- 4メンツ+1雀頭すべてに1・9を含む
- 字牌を一切使わない(チャンタとの違い)
- 門前なら3翻、鳴くと2翻に下がる
ジュンチャンはチャンタよりも条件が厳しいため、出現頻度は低いです。
ただし、三色同順・一気通貫との複合で高打点を狙えるため、形が整っている場合は積極的に狙う価値があります。
二盃口(リャンペーコー)|イーペーコーを2組
リャンペーコーはイーペーコーを2組作ると成立する3翻役です。
成立条件は以下の通りです。
- 門前役(鳴き不可)
- 同じ順子を2組×2セット(例:234マン×2、567ソー×2)
リャンペーコーはピンフとの複合で5翻になるため、門前ツモなら満貫確定です。
特に配牌で同じ数牌が多い場合は、積極的に狙う価値があります。
ただし、チートイツと形が似ているため、判断を誤らないよう注意しましょう。
【6翻役】メンゼンで狙う大物アガリ役

6翻役はチンイツ(清一色)の1種類のみで、門前なら跳満以上確定の大物役です。
ここでは、チンイツの成立条件と戦略的な使い方を詳しく解説します。
清一色(チンイツ)|1種の数牌のみで構成
清一色は1種の数牌のみで構成すると成立する6翻役です。
成立条件は以下の通りです。
- 1種の数牌(マン・ソー・ピンのいずれか)のみで構成
- 字牌を一切使わない(ホンイツとの違い)
- 門前なら6翻、鳴くと5翻に下がる
チンイツは門前なら6翻で跳満以上確定、ドラが2枚あれば倍満に到達します。
鳴いても5翻を維持できるため、配牌が偏っている時は積極的に狙う価値があります。
ただし、手牌が偏るため待ちが悪くなりやすく、他家にも読まれやすいというデメリットがあります。

特にピンフ・イーペーコー・タンヤオとの複合で倍満以上を狙えるため、門前で進める価値は非常に高いです。
【役満】麻雀の最高峰アガリ役13種を完全網羅

役満は麻雀の最高得点役で、成立すれば親48000点・子32000点が確定します。
ここでは、全13種の役満を詳しく解説します。
役満は出現頻度が極めて低く、実戦では数百局に1回程度しか見られませんが、一度は狙ってみたい憧れの役です。
国士無双|13種の幺九牌を集める
国士無双は13種の幺九牌を1枚ずつ集めると成立する役満です。
成立条件は以下の通りです。
- 門前役(鳴き不可)
- 1・9マン、1・9ソー、1・9ピン、東南西北白發中の13種を1枚ずつ+1枚
国士無双は『4メンツ+1雀頭』ではない特殊なアガリ形です。
13面待ちの国士無双はダブル役満として扱われる場合があります。
配牌で幺九牌が多い場合、積極的に国士無双を狙うのがおすすめです。
参考:【麻雀役一覧】1〜6飜役・役満の成立条件、成立例、鳴きOK・…
四暗刻|暗刻を4つ揃える
四暗刻は暗刻を4組揃えると成立する役満です。
成立条件は以下の通りです。
- 門前役(鳴き不可)
- 暗刻を4組
- ツモアガリが原則(ロンは単騎待ちの場合のみ)
単騎待ちの四暗刻はダブル役満として扱われる場合があります。
配牌で対子が多い場合、積極的に四暗刻を狙うのがおすすめです。
大三元|三元牌すべてを刻子に
大三元は三元牌(白・發・中)すべてを刻子にすると成立する役満です。
成立条件は以下の通りです。
- 三元牌3種すべてを刻子(3枚ずつ)
- 鳴いても成立
大三元は鳴いても役満を維持できるため、スピード重視で狙えます。
配牌で三元牌が多い場合、積極的にポンして大三元を狙うのがおすすめです。
字一色|字牌のみで構成
字一色は字牌のみで構成すると成立する役満です。
成立条件は以下の通りです。
- 字牌(東南西北白發中)のみで4メンツ+1雀頭
- 鳴いても成立
字一色は鳴いても役満を維持できるため、スピード重視で狙えます。
配牌で字牌が多い場合、積極的にポンして字一色を狙うのがおすすめです。
小四喜・大四喜|風牌4種を使う
小四喜・大四喜は風牌(東南西北)を使うと成立する役満です。
成立条件は以下の通りです。
- 小四喜:風牌3種を刻子、1種を雀頭、鳴いても成立
- 大四喜:風牌4種すべてを刻子、鳴いても成立
大四喜はダブル役満として扱われる場合があります。
配牌で風牌が多い場合、積極的にポンして小四喜・大四喜を狙うのがおすすめです。
参考:【麻雀役一覧】1〜6飜役・役満の成立条件、成立例、鳴きOK・…
緑一色|緑色の牌だけで構成
緑一色は緑色の牌だけで構成すると成立する役満です。
成立条件は以下の通りです。
- ソーの2・3・4・6・8+發のみで構成
- 鳴いても成立
緑一色は使える牌が限られているため、出現頻度は極めて低いです。
配牌でソーの2・3・4・6・8が多い場合、積極的に緑一色を狙うのがおすすめです。
清老頭|1と9の数牌のみ
清老頭は1と9の数牌のみで構成すると成立する役満です。
成立条件は以下の通りです。
- 1と9の数牌のみで4メンツ+1雀頭
- 鳴いても成立
清老頭は使える牌が限られているため、出現頻度は極めて低いです。
配牌で1と9の数牌が多い場合、積極的に清老頭を狙うのがおすすめです。
九蓮宝燈|美しい特殊形の役満
九蓮宝燈は1種の数牌で1112345678999+1枚の形を作ると成立する役満です。
成立条件は以下の通りです。
- 門前役(鳴き不可)
- 1種の数牌で1112345678999+1枚
純正九蓮宝燈(9面待ち)はダブル役満として扱われる場合があります。
配牌で1種の数牌が多い場合、積極的に九蓮宝燈を狙うのがおすすめです。
参考:【麻雀役一覧】1〜6飜役・役満の成立条件、成立例、鳴きOK・…
四槓子|カンを4回成立させる最難関
四槓子はカンを4回成立させると達成する役満です。
成立条件は以下の通りです。
- 明槓・暗槓・加槓を合計4回
- 鳴いても成立
四槓子は実戦では極めて珍しい役で、数千局に1回程度しか出現しません。
カンをするとカンドラが増えるため、さらに高打点を狙えます。
天和・地和|配牌でアガる究極の偶然役
天和・地和は配牌時点でアガると成立する役満です。
成立条件は以下の通りです。
- 天和:親の配牌時点でアガリ形が完成
- 地和:子の第1ツモでアガリ(鳴きが入っていない条件)
天和・地和は完全に運に左右される役で、実戦では数万局に1回程度しか出現しません。
一度でも達成すれば麻雀人生の記念になる究極の偶然役です。
【初心者向け】まず覚えるべき麻雀の基本役10選

麻雀初心者は全37種の役を一度に覚える必要はありません。
ここでは、実戦で頻出する基本役10選を優先度順に紹介します。
この10役を覚えれば、すぐに対局で困らないレベルに到達できます。
実戦で使える!覚える優先度ランキング
初心者が最優先で覚えるべき役を出現頻度順にランキング形式で紹介します。
- リーチ:テンパイ時に1000点棒を出して宣言、最も使う役
- タンヤオ:2〜8の数牌のみで構成、初心者が最も作りやすい
- ピンフ:4メンツすべて順子+両面待ち、門前限定
- 役牌:三元牌・場風牌・自風牌の刻子、鳴いてもOK
- ツモ:門前でツモアガリ、リーチと複合しやすい
- ドラ:役ではないが翻数加算、常に意識すべき
- イーペーコー:同じ順子2組、門前限定
- チートイツ:対子7組、門前限定
- ホンイツ:1種の数牌+字牌、鳴くと2翻
- チンイツ:1種の数牌のみ、鳴くと5翻
この10役を覚えれば、実戦の約80%をカバーできます。
この10役を覚えれば対局で困らない
上記の10役を覚えれば、初心者でもすぐに対局を楽しめるレベルに到達できます。
特にリーチ・タンヤオ・ピンフ・役牌の4つを押さえれば、実戦の約60%をカバーできます。
残りの役は実戦を重ねながら少しずつ覚えていくのがおすすめです。
麻雀アプリやオンライン対局で実戦経験を積みながら役を定着させることが、最も効率的な覚え方です。
参考:【麻雀】初心者目線による分かりやすい麻雀『最初に覚える物と役一覧』
麻雀の役を効率よく覚える3つのコツ

麻雀の役は全37種と多いため、効率的な覚え方を知ることが重要です。
ここでは、初心者でも無理なく役を覚えられる3つのコツを紹介します。
この方法を実践すれば、短期間で実戦レベルの知識を身につけられます。
翻数別にグループ分けして段階的に覚える
役を覚える際は、翻数別にグループ分けして段階的に覚えるのが最も効率的です。
覚える順序は以下の通りです。
- 1翻役:リーチ・タンヤオ・ピンフ・役牌の4つを最優先
- 2翻役:チートイツ・トイトイ・三色同順など
- 3翻役以上:ホンイツ・チンイツなど
- 役満:実戦で狙える国士無双・四暗刻・大三元など
まず1翻役の4つを完璧に覚え、次に2翻役、3翻役と段階的に進めることで、無理なく知識を定着させられます。

参考:【麻雀役一覧】1〜6飜役・役満の成立条件、成立例、鳴きOK・…
牌姿を画像でイメージ記憶する
役を覚える際は、牌姿(牌の並び)を画像でイメージ記憶するのが効果的です。
文字だけで覚えようとすると忘れやすいため、実際の牌の並びを画像で確認しながら覚えましょう。
麻雀の役一覧サイトやYouTube動画で牌姿を視覚的に確認することで、記憶に定着しやすくなります。
特にチートイツ・ホンイツ・チンイツなど形が特徴的な役は、画像で覚えると一目で判断できるようになります。
アプリで実戦練習しながら定着させる
役を覚える最も効果的な方法は、麻雀アプリで実戦練習しながら定着させることです。
実戦で役を使うことで、知識が自然と身につき、判断力も養われます。
おすすめの麻雀アプリは以下の通りです。
- 雀魂(じゃんたま):初心者向けのチュートリアルが充実
- 麻雀格闘倶楽部:本格的なルールで実戦練習
- Maru-Jan:AI対戦で基礎を固める
アプリで対局しながら、分からない役が出たらその場で調べる習慣をつけることで、効率的に知識を定着させられます。
麻雀のアガリ役に関するよくある質問
ここでは、麻雀初心者が最もよく疑問に思うアガリ役に関する質問をまとめました。
各質問に対して簡潔かつ正確に回答していますので、疑問解決にお役立てください。
麻雀の役は全部で何種類ありますか?
Q. 麻雀の役は全部で何種類ありますか?
A: 一般的な麻雀ルール(日本麻雀)では、全37種の役が存在します。内訳は、1翻役14種・2翻役10種・3翻役4種・6翻役1種・役満13種です。ただし、採用ルールによってはローカル役が追加される場合もあります。
役なしでもアガれる場合はありますか?
Q. 役なしでもアガれる場合はありますか?
A: いいえ、役なしではアガれません。麻雀では『4メンツ+1雀頭』の形を揃えても、最低1翻以上の役が必要です。ただし例外として、ドラだけでは役として認められないため、ドラ以外に最低1翻の役が必要です。
参考:【麻雀役一覧】1〜6飜役・役満の成立条件、成立例、鳴きOK・…
鳴くと成立しなくなる役はどれですか?
Q. 鳴くと成立しなくなる役はどれですか?
A: 以下の役は門前役のため、鳴くと成立しません。リーチ、ピンフ、イーペーコー、リャンペーコー、ツモ、チートイツ、国士無双、四暗刻、九蓮宝燈などです。これらの役を狙う場合は、ポン・チー・カンをせずに門前で進める必要があります。
役は複合しますか?代表的な組み合わせは?
Q. 役は複合しますか?代表的な組み合わせは?
A: はい、役は複合します。代表的な組み合わせは以下の通りです。『リーチ+ピンフ+タンヤオ+ツモ+ドラ1=満貫』『ホンイツ+役牌=4〜5翻』『チンイツ+ピンフ+イーペーコー=跳満以上』などです。役の複合を意識することで、高打点を狙えます。
ローカル役とは何ですか?
Q. ローカル役とは何ですか?
A: ローカル役とは、公式ルールには存在しない地域限定の役です。代表的なローカル役には、『人和(レンホー)』『八連荘(パーレンチャン)』『流し満貫』『三連刻』などがあります。雀荘やオンラインゲームによって採用ルールが異なるため、対局前に確認しましょう。
まとめ|麻雀のアガリ役を覚えて対局を楽しもう
この記事では、麻雀の全37種のアガリ役を翻数別に詳しく解説しました。
最後に、重要なポイントをまとめます。
- 1翻役14種が実戦の約60%を占めるため、リーチ・タンヤオ・ピンフ・役牌を最優先で覚える
- 2翻役10種は得点を伸ばせる中堅役で、三色同順・一気通貫・トイトイが特に重要
- 3翻役4種は高打点を狙える上級役で、ホンイツが初心者でも狙いやすい
- 6翻役(チンイツ)は門前なら跳満以上確定、配牌が偏っている時に狙う
- 役満13種は最高得点役だが出現頻度は極めて低く、国士無双・四暗刻・大三元が代表的
- 鳴くと成立しない門前役と鳴くと翻数が下がる役を理解することが重要
- 役の複合を意識することで、高打点を狙えるようになる
- 麻雀アプリで実戦練習しながら役を定着させるのが最も効率的
初心者の方は、まず基本役10選を覚え、実戦を重ねながら少しずつ知識を増やしていくことをおすすめします。
麻雀は役を覚えるほど戦略の幅が広がり、より深く楽しめるゲームになります。
この記事を参考に、自信を持って対局に臨んでください!


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