麻雀の点数計算で「40符」という言葉を聞いて、混乱していませんか?実戦では30符と40符の違いが点数に大きく影響しますが、符計算の仕組みを理解すれば驚くほど簡単です。この記事では、40符になる条件や典型パターン、実戦で使える覚え方まで、初心者でもマスターできるよう徹底解説します。点数申告に自信を持ちたい方は、ぜひ最後までお読みください。
【早見表】麻雀40符の点数一覧(親・子/ツモ・ロン別)

麻雀の実戦では、40符の点数を素早く把握することが重要です。
以下の早見表を使えば、暗記していなくても即座に正確な点数を確認できます。
特に2翻と3翻は実戦で最も頻出するため、優先的に覚えておきましょう。
子の40符点数表(1翻〜満貫)
子(閒家)が40符で和了した場合の点数は以下の通りです。
| 翻数 | ロン和了 | ツモ和了(親/子の支払い) |
|---|---|---|
| 1翻 | 1,300点 | 700点/400点 |
| 2翻 | 2,600点 | 1,300点/700点 |
| 3翻 | 5,200点 | 2,600点/1,300点 |
| 4翻 | 8,000点(満貫) | 4,000点/2,000点 |
1翻40符は実戦では比較的少なく、2翻と3翻が圧倒的に多いです。
2翻40符のロン和了は2,600点、これは「ニーロク」と呼ばれ覚えやすい数字です。
親の40符点数表(1翻〜満貫)
親(莊家)が40符で和了した場合は、子の1.5倍の点数になります。
| 翻数 | ロン和了 | ツモ和了(子の支払い×3) |
|---|---|---|
| 1翻 | 2,000点 | 700点オール |
| 2翻 | 3,900点 | 1,300点オール |
| 3翻 | 7,700点 | 2,600点オール |
| 4翻 | 12,000点(満貫) | 4,000点オール |
親の40符2翻は3,900点、40符3翻は7,700点と、子よりも高い点数を獲得できます。
実戦で覚えるべきは「2翻と3翻」だけでOK
初心者が最初に覚えるべきは、子の40符2翻(2,600点)と40符3翻(5,200点)です。
この2つが実戦で最も頻繁に出現し、全体の約70%を占めます。
1翻40符は門前ロンでピンフが成立しない場合に限られ、出現頻度は低めです。
4翻以上は満貫扱いとなり、符の計算が不要になるため、実質的に覚える必要があるのは2〜3種類だけです。
まずはこの2つを確実にマスターすることで、実戦での点数申告がスムーズになります。
麻雀の40符とは?30符との違いをわかりやすく解説

麻雀の点数計算では「符(フ)」という概念が非常に重要です。
符は手牌の構成要素(面子、雀頭、待ちの形)によって加算され、最終的に10符単位で切り上げられます。
ここでは、40符の基本的な定義と30符との違いを明確に理解しましょう。
符計算の仕組み(副底20符+積み上げ方式)
符計算は、副底(フーテイ)20符からスタートします。
副底とは、和了した時点で無条件に付与される基礎点数のことです。
その後、以下の要素を加算していきます。
- 面子(メンツ):刻子や槓子の種類と数牌・字牌の違いで2〜32符
- 雀頭(ジャントウ):役牌の場合は2符
- 待ちの形:カンチャン・ペンチャン・単騎待ちは2符
- 和了方法:門前ロンは10符、ツモは2符
これらを合計し、最後に10符単位で切り上げることで最終的な符が決まります。
例えば、合計が32符なら40符、28符なら30符になります。
「40符」になる範囲は31符〜40符
符の計算では、10符単位で切り上げるルールがあります。
つまり、実際の合計が31符でも35符でも39符でも、すべて40符として扱われます。
逆に、30符以下(21符〜30符)は30符、50符台(41符〜50符)は50符になります。
この切り上げルールにより、符計算は実戦で非常にシンプルになります。
細かく計算する必要はなく、「30符を超えるかどうか」だけを判断すれば良いのです。
30符と40符の分岐点を図解で比較
30符と40符の分岐点は、副底20符+加算符が10符を超えるかどうかです。
具体例で比較してみましょう。
【30符の例】
- 副底:20符
- 門前ロン:10符
- ピンフ形(順子のみ、両面待ち):加算なし
- 合計:30符
【40符の例】
- 副底:20符
- 門前ロン:10符
- 中張牌の暗刻:4符
- 合計:34符 → 切り上げて40符
このように、暗刻が1つ入るだけで30符から40符にジャンプします。
また、カンチャン・ペンチャン待ちでも2符が加算されるため、30符を超えて40符になります。
麻雀で40符になる5つの典型パターン【手牌図解付き】

実戦で40符になる手牌には、いくつかの典型的なパターンがあります。
ここでは、最も出現頻度の高い5つのパターンを具体的な手牌例とともに解説します。
これらを覚えておけば、実戦で即座に40符かどうかを判断できるようになります。
パターン①:メンゼンロン+中張牌の暗刻
最も基本的な40符のパターンは、門前でロン和了し、中張牌(2〜8の数牌)の暗刻を含む場合です。
例:234m 456p 555s 678s 99s ロン和了
- 副底:20符
- 門前ロン:10符
- 中張牌暗刻(555s):4符
- 合計:34符 → 40符
中張牌の暗刻は4符しかありませんが、門前ロンの10符と合わせることで30符を超えます。
このパターンはタンヤオや役牌と複合しやすく、実戦で非常に頻出します。
パターン②:メンゼンロン+カンチャン・ペンチャン待ち
待ちの形がカンチャン(嵌張)またはペンチャン(辺張)の場合、2符が加算されます。
例:123m 456p 789p 678s 99s 待ち:24p(カンチャン)
- 副底:20符
- 門前ロン:10符
- カンチャン待ち:2符
- 合計:32符 → 40符
順子のみの手牌でも、待ちの形が悪いだけで30符から40符に跳ね上がります。
ペンチャン待ち(12待ち3、89待ち7など)も同様に2符加算されます。
このパターンは初心者が見落としやすいので注意が必要です。
パターン③:鳴きあり+ヤオ九牌の暗刻
ポンやチーで鳴いた場合でも、ヤオ九牌(1・9・字牌)の暗刻があれば40符になります。
例:111m ポン456p 789p 999s 東東 ロン和了
- 副底:20符
- ヤオ九牌暗刻(111m、999s):各8符 = 16符
- 役牌雀頭(東東):2符
- 合計:38符 → 40符
鳴いた場合は門前ロンの10符がなくなりますが、ヤオ九牌の暗刻は8符と高いため、容易に40符に到達します。
チャンタやホンイツなどの役と相性が良いパターンです。
パターン④:メンゼンツモ+複合加点
門前でツモ和了した場合、ツモ符2符が加算されます。
例:123m 456p 234s 678s 99s ツモ和了(カンチャン待ち)
- 副底:20符
- ツモ:2符
- カンチャン待ち:2符
- 合計:24符 → 30符(ピンフツモの場合)
ただし、ピンフ形のツモは例外的に20符として扱われます。
ピンフでない場合(刻子や悪い待ちがある場合)は、ツモ符2符+その他の加点で30符または40符になります。
パターン⑤:明槓(ミンカン)を含む手
明槓(他家の捨て牌でカンを宣言)を含む手は、符が大幅に加算されます。
例:明槓1111m 456p 789p 99s ロン和了
- 副底:20符
- ヤオ九牌明槓(1111m):16符
- 合計:36符 → 40符
明槓の符は、中張牌で8符、ヤオ九牌で16符です。
暗槓(自分のツモ牌でカン)はさらに高く、中張牌で16符、ヤオ九牌で32符になります。
カンを含む手は符が跳ね上がりやすいため、50符や60符になることも珍しくありません。
40符の計算方法を3ステップでマスター

符計算は複雑に見えますが、実は3つのステップで誰でも計算できます。
ここでは、実戦で使える実践的な計算手順を解説します。
この方法を覚えれば、どんな手牌でも自信を持って符を算出できるようになります。
ステップ①:副底20符からスタート
符計算の最初のステップは、必ず副底20符から始めることです。
これは和了の基礎点数として、すべての手に共通して付与されます。
副底は「フーテイ」と読み、日本麻雀独自のルールです。
まず頭の中で「20符」と唱えてから、次のステップに進みましょう。
ステップ②:面子・待ち・雀頭の符を加算
副底20符に対して、以下の要素を1つずつ加算していきます。
【面子(メンツ)の符】
- 中張牌の明刻(ポン):2符
- 中張牌の暗刻:4符
- ヤオ九牌の明刻:4符
- ヤオ九牌の暗刻:8符
- 中張牌の明槓:8符
- 中張牌の暗槓:16符
- ヤオ九牌の明槓:16符
- ヤオ九牌の暗槓:32符
【待ちの符】
- カンチャン待ち:2符
- ペンチャン待ち:2符
- 単騎待ち:2符
- 両面待ち:0符
【雀頭(ジャントウ)の符】
- 役牌の雀頭:2符
- 場風牌の雀頭:2符
- 自風牌の雀頭:2符
【和了方法の符】
- 門前ロン:10符
- ツモ:2符
これらを順番に加算していけば、合計符が算出できます。
ステップ③:切り上げて40符を確定
最後に、10符単位で切り上げを行います。
例えば、合計が32符なら40符、38符なら40符、29符なら30符になります。
実戦では、「30符を超えたかどうか」だけを意識すれば十分です。
計算例:
手牌:234m 456p 555s 678s 99s(門前ロン)
- 副底:20符
- 門前ロン:10符
- 中張牌暗刻(555s):4符
- 合計:34符 → 40符
このように、3ステップで簡単に符を計算できます。
【練習問題】この手牌は40符?3問で実力チェック

ここまでの知識を使って、実際の手牌で40符かどうかを判定してみましょう。
以下の3問にチャレンジして、あなたの理解度を確認してください。
答えは折りたたみ式で記載していますので、まず自分で考えてから確認しましょう。
問題1〜3(折りたたみ式解答付き)
【問題1】
手牌:123m 456p 789p 234s 77s(門前ロン、7s待ち)
この手は何符でしょうか?
解答を見る
答え:30符
副底20符+門前ロン10符+両面待ち0符 = 30符
順子のみで両面待ちのため、ピンフ形です。加算符がないため30符になります。
【問題2】
手牌:123m 678p 999s 234s 55s(門前ロン、6s待ち)
この手は何符でしょうか?
解答を見る
答え:40符
副底20符+門前ロン10符+ヤオ九牌暗刻(999s)8符 = 38符 → 切り上げて40符
ヤオ九牌の暗刻が含まれるため、30符を超えて40符になります。
【問題3】
手牌:ポン123m 456p 789p 567s 99s(ロン和了)
この手は何符でしょうか?
解答を見る
答え:30符
副底20符+加算なし = 20符
鳴いた場合の最低符は30符と定められているため、実際は30符扱いです。副露(鳴き)がある場合、20符以下でも自動的に30符になります。
間違えやすい40符の落とし穴3選
符計算でよくある間違いを3つ紹介します。
【落とし穴①:ピンフツモは20符】
ピンフ形のツモ和了は、例外的に20符として扱われます。
副底20符+ツモ2符 = 22符とはならず、特殊ルールで20符に固定されます。
【落とし穴②:両面待ちは符が付かない】
両面待ちは0符なので、待ちの形による加算はありません。
カンチャン・ペンチャン・単騎のみ2符加算されると覚えましょう。
【落とし穴③:副露は最低30符】
鳴いた手(副露)は、計算結果が20符以下でも強制的に30符になります。
これは日本麻雀の特殊ルールですので、必ず覚えておきましょう。
40符の点数を一瞬で出す覚え方・語呂合わせ

実戦では、符計算をしている時間はありません。
そこで、語呂合わせや覚え方を使って瞬時に点数を出すテクニックが役立ちます。
ここでは、麻雀プレイヤーの間で広く使われている実践的な暗記法を紹介します。
「ニロク・ゴンニ」で子の40符を暗記
子の40符点数は、「ニロク・ゴンニ」という語呂合わせで覚えられます。
- ニロク(2,600点):40符2翻のロン和了
- ゴンニ(5,200点):40符3翻のロン和了
この2つだけ覚えれば、実戦の大半をカバーできます。
ツモの場合は、ロン点数を半分にして「親が半分、子が4分の1」と考えると早いです。
例えば、2,600点ロンなら、ツモは親1,300点・子700点となります。
「30符か40符か迷ったら」の実戦テクニック
実戦で30符か40符か迷った時は、以下のチェックポイントを確認しましょう。
【40符になる条件】
- 門前ロンで刻子が1つ以上ある
- 門前ロンで待ちがカンチャン・ペンチャン・単騎
- 役牌の雀頭がある
- 鳴いてヤオ九牌の暗刻がある
これらに1つでも該当すれば、ほぼ確実に40符です。
逆に、順子のみで両面待ち、役牌なしなら30符と判断できます。
迷った時は「刻子があるか?待ちが悪いか?」の2点だけ確認すればOKです。
まとめ:40符をマスターして点数計算に自信を持とう

この記事では、麻雀の40符について基礎から実践まで徹底解説しました。
最後に、重要なポイントをまとめます。
- 40符は31符〜40符の範囲を10符単位で切り上げた結果
- 実戦で覚えるべきは2翻(2,600点)と3翻(5,200点)だけ
- 門前ロン+刻子、または悪い待ちで40符になる
- 語呂合わせ「ニロク・ゴンニ」で瞬時に点数を出せる
- 符計算は副底20符から3ステップで簡単に算出可能
40符の仕組みを理解すれば、点数申告への不安が大幅に軽減されます。
まずは頻出の2翻・3翻を確実に覚え、実戦で経験を積んでいきましょう。
符計算は慣れが重要です。この記事を何度も読み返し、実戦で活用してください。
さらに練習したい方へ【符計算の学習ツール紹介】

40符の理解をさらに深めたい方には、以下の学習方法がおすすめです。
【動画で学ぶ】
符計算の基礎を動画で学びたい方は、以下のYouTube動画が参考になります。
こちらの動画では、日本麻雀の符計算について初心者向けに丁寧に解説されています。
【オンライン麻雀で実践】
天鳳や雀魂などのオンライン麻雀では、自動的に点数計算してくれます。
和了後に表示される符と点数を確認しながらプレイすれば、自然と符計算が身に付きます。
【点数計算アプリ】
スマートフォン向けの「麻雀点数計算アプリ」を使えば、手牌を入力するだけで符と点数が瞬時にわかります。
練習問題機能がついているアプリも多いので、通勤時間などに気軽に学習できます。
【実戦での確認習慣】
実戦で和了したら、必ず「なぜこの符になったのか?」を確認する習慣をつけましょう。
繰り返し確認することで、符計算が体に染み込んでいきます。


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