麻雀を始めたばかりの方にとって、点数計算は最大の難関ですよね。「符計算が複雑すぎる」「どこから覚えればいいの?」そんな悩みを持つ初心者の方も多いはずです。実は、麻雀の点数計算は全パターンを覚える必要はありません。この記事では、初心者がまず押さえるべき5つの頻出パターンから、早見表の活用法、効率的な覚え方まで、実戦ですぐに使える点数計算の知識を徹底解説します。
【結論】麻雀初心者は点数を「5パターン」覚えれば十分

麻雀の点数計算は一見複雑に見えますが、初心者が実戦で必要な知識は意外と限られています。
まず覚えるべきは、実戦で80%以上の頻度で登場する「5つの基本パターン」です。
これらのパターンを押さえておけば、点数計算ができなくても麻雀を十分に楽しめますし、徐々に詳細な符計算を学んでいくことができます。
多くの麻雀プレイヤーも、最初は早見表を見ながらプレイし、繰り返しの中で自然と覚えていくという学習方法を取っています。
最優先で覚えるべき5つの点数パターン
初心者が最優先で覚えるべき5つの点数パターンは以下の通りです。
1. 1翻30符(子のロン):1,000点
最も頻出するパターンです。
タンヤオやピンフなど、1翻役でアガった時の基本点数になります。
2. 2翻30符(子のロン):2,000点
タンヤオとドラ1枚など、2翻でアガった時の点数です。
3. 3翻30符(子のロン):3,900点
ホンイツやタンヤオ+ドラ2など、3翻でアガった場合の点数です。
4. 4翻30符(子のロン):7,700点
トイトイやホンイツ+ドラなど、4翻でアガった時の点数です。
5. 満貫以上(5翻〜):8,000点、12,000点、16,000点…
5翻以上は満貫となり、符計算が不要になります。
満貫8,000点、跳満12,000点、倍満16,000点、三倍満24,000点、役満32,000点(すべて子のロン時)と覚えておけば十分です。
この5パターンを暗記するだけで、実戦の大半のケースに対応できます。
【保存版】麻雀点数早見表(親・子別)
点数計算を覚える前に、まずは早見表を活用することをおすすめします。
以下の表は、子(非親)と親のロン・ツモ時の点数をまとめたものです。
![5分で簡単]麻雀の符、点数計算の数え方を解説します(練習問題・早見表 ...](https://mahjong-item.jp/wp-content/uploads/2022/07/tensuhayamihyo-ko-begginer.png)
【子の点数早見表(ロン)】
- 1翻30符:1,000点
- 2翻30符:2,000点
- 3翻30符:3,900点
- 4翻30符:7,700点
- 5翻(満貫):8,000点
- 6〜7翻(跳満):12,000点
- 8〜10翻(倍満):16,000点
- 11〜12翻(三倍満):24,000点
- 13翻以上(役満):32,000点
【親の点数早見表(ロン)】
- 1翻30符:1,500点
- 2翻30符:2,900点
- 3翻30符:5,800点
- 4翻30符:11,600点
- 5翻(満貫):12,000点
- 6〜7翻(跳満):18,000点
- 8〜10翻(倍満):24,000点
- 11〜12翻(三倍満):36,000点
- 13翻以上(役満):48,000点
この表をスマートフォンに保存しておけば、実戦中にすぐ確認できます。
ツモとロンで変わる点数の支払い方
麻雀では、アガリ方によって点数の支払い方が異なります。
【ロンの場合】
ロンアガリの場合、振り込んだプレイヤー1人が全額を支払います。
例えば、子が3,900点でロンアガリした場合、振り込んだプレイヤーが3,900点を全額支払います。
【ツモの場合】
ツモアガリの場合、他の3人全員で点数を分担して支払います。
子がツモアガリした場合の支払い例:
- 1翻30符:子から300点ずつ、親から500点(合計1,000点)
- 2翻30符:子から500点ずつ、親から1,000点(合計2,000点)
- 3翻30符:子から1,000点ずつ、親から2,000点(合計4,000点)
- 満貫:子から2,000点ずつ、親から4,000点(合計8,000点)
親がツモアガリした場合は、子3人が均等に支払います。
例えば親が満貫ツモの場合、子3人がそれぞれ4,000点ずつ支払います(合計12,000点)。
この支払い方の違いを理解しておくことで、点数申告がスムーズになります。
麻雀の点数計算の仕組み|「符」×「翻」の基本ルール

麻雀の点数計算は「符(フ)」と「翻(ハン)」という2つの要素の組み合わせで決まります。
この仕組みを理解することで、点数計算の基礎が身につきます。
基本的な計算式は以下の通りです:
基本点 = 符 × 2^(翻+2)
この基本点を基に、親は1.5倍、子は1倍(ロン)または他家から分担(ツモ)という形で最終的な点数が決まります。
ただし、5翻以上になると満貫として固定点数になるため、符計算は不要になります。
「符」とは?手牌の形で加算されるボーナス点
符(フ)とは、手牌の構成やアガリ方によって加算されるボーナス点のことです。
基礎符として20符が自動的に付き、そこに以下の要素が加算されます:
【符の加算要素】
- ロンアガリ:+10符
- ツモアガリ:+2符
- 門前ロン(メンゼンロン):+10符
- 刻子(コーツ):中張牌の明刻+2符、中張牌の暗刻+4符、么九牌の明刻+4符、么九牌の暗刻+8符
- 槓子(カンツ):明槓は刻子の4倍、暗槓は刻子の4倍
- 雀頭(アタマ):役牌の場合+2符
- 待ちの形:辺張・嵌張・単騎待ち+2符
例えば、門前でロンアガリし、暗刻が1つある場合:
基礎符20 + ロン10 + 門前10 + 暗刻4 = 44符 → 切り上げて50符となります。
符は10符単位で切り上げられるため、実際には20符、30符、40符、50符…という単位で計算されます。
「翻」とは?役の数で決まる点数の倍率
翻(ハン)とは、アガリ役の価値を示す数値で、点数計算の倍率を決定します。
各役には決められた翻数があり、複数の役が複合する場合は翻数を合算します。
【主な役と翻数】
- 1翻役:立直、タンヤオ、ピンフ、一盃口、役牌など
- 2翻役:三色同順、一気通貫、対々和、七対子、混老頭など
- 3翻役:混一色、二盃口、純全帯么九など
- 6翻役:清一色
- 役満(13翻相当):国士無双、四暗刻、大三元など
さらに、ドラ・赤ドラ・裏ドラなどのボーナス翻も加算されます。
例えば、タンヤオ(1翻)+ ドラ2枚 = 3翻となります。
翻数が増えるほど点数が指数関数的に上昇し、5翻以上になると満貫として固定点数になります。
参考:麻雀役一覧表(PDF)
親と子で点数が1.5倍違う理由
麻雀では、親(東家)と子(南家・西家・北家)で獲得点数が異なります。
親がアガった場合、子の1.5倍の点数を獲得できます。
例えば、子が3,900点でアガる手牌を親が作った場合、親は5,800点を獲得します。
この仕組みは、親に優位性を持たせることで連荘(親の継続)の価値を高めるためのルールです。
また、親が振り込んだ場合も子の1.5倍の点数を支払う必要があるため、リスクとリターンが均衡しています。
親と子の点数差を理解することで、戦略的なプレイが可能になります。
親の時は積極的に高い手を狙い、子の時は堅実にアガることで、トータルの得点を最大化できます。
満貫以上は暗記するだけ!初心者が楽になるポイント

点数計算の最大の朗報は、5翻以上(満貫以上)になると符計算が不要になることです。
満貫以上は翻数に応じて固定点数が決まっているため、符を計算する必要がありません。
つまり、高い手をアガる場合ほど点数計算が簡単になるという仕組みです。
初心者の方は、まず満貫以上の点数を暗記することから始めると、点数計算へのハードルが大きく下がります。
満貫・跳満・倍満・三倍満・役満の点数一覧
満貫以上の点数は以下の通りです。
これらを暗記しておけば、高得点の手をアガった時に即座に点数申告ができます。
【子の満貫以上の点数(ロン)】
- 満貫(5翻):8,000点
- 跳満(6〜7翻):12,000点
- 倍満(8〜10翻):16,000点
- 三倍満(11〜12翻):24,000点
- 役満(13翻以上):32,000点
- ダブル役満:64,000点
【親の満貫以上の点数(ロン)】
- 満貫(5翻):12,000点
- 跳満(6〜7翻):18,000点
- 倍満(8〜10翻):24,000点
- 三倍満(11〜12翻):36,000点
- 役満(13翻以上):48,000点
- ダブル役満:96,000点
【子のツモ時の支払い】
- 満貫:子2,000点・親4,000点
- 跳満:子3,000点・親6,000点
- 倍満:子4,000点・親8,000点
- 三倍満:子6,000点・親12,000点
- 役満:子8,000点・親16,000点
これらの点数は語呂合わせで覚えると記憶に定着しやすくなります。
例:「満貫はハチセン(8,000)、跳満はイチニ(12,000)、倍満はイチロク(16,000)」
符計算が苦手でも満貫以上なら問題なし
多くの初心者が挫折する符計算ですが、実は満貫以上では完全に不要です。
5翻以上の手をアガった時点で、符に関係なく固定点数が適用されます。
つまり、30符5翻でも60符5翻でも、どちらも満貫の8,000点(子のロン)になります。
このルールのおかげで、「高い手ほど計算が簡単」という初心者に優しい仕組みになっています。
符計算が必要なのは1〜4翻の手だけですが、これらも実戦では30符が最も多く、次いで40符、50符の順で登場します。
まずは30符の点数を優先的に覚え、その後40符、50符と段階的に学習していくのが効率的です。
麻雀の点数計算の覚え方|初心者向け3ステップ練習法

点数計算を効率的に習得するためには、段階的な学習アプローチが重要です。
ここでは、初心者でも無理なく点数計算を身につけられる3ステップの練習法を紹介します。
この方法なら、実戦経験を積みながら自然と点数計算が身につきます。
ステップ1:早見表を見ながら実戦で確認する
最初のステップは、早見表を常に手元に置いて実戦をプレイすることです。
アガった時に早見表で点数を確認する作業を繰り返すことで、頻出パターンが自然と記憶に定着します。
オンライン麻雀アプリや麻雀ゲームでは自動計算されますが、あえて自分で点数を予測してから結果と照合することで学習効果が高まります。
実戦での確認ポイント:
- アガる前に『これは何翻かな?』と考える習慣をつける
- アガった後、早見表で点数を確認する
- 特に頻繁に出現する30符1〜4翻の点数を重点的に覚える
- 間違えた点数はメモして、後で復習する
最初は時間がかかっても構いません。
10〜20局プレイするうちに、よく出る点数パターンが自然と頭に入ってきます。
ステップ2:語呂合わせで頻出パターンを暗記する
点数を効率的に覚えるには、語呂合わせが非常に有効です。
数字を語呂合わせで覚えることで、記憶の定着率が大幅に向上します。
【子の点数の語呂合わせ】
- 1翻30符:1,000点 →『イッセン』
- 2翻30符:2,000点 →『ニセン』
- 3翻30符:3,900点 →『サンキュー』
- 4翻30符:7,700点 →『ナナナナ』
- 満貫:8,000点 →『ハチセン』
- 跳満:12,000点 →『イチニ』
- 倍満:16,000点 →『イチロク』
【ツモの支払いの語呂合わせ】
- 1翻30符ツモ:300-500 →『サンゴー』
- 2翻30符ツモ:500-1,000 →『ゴーイチ』
- 3翻30符ツモ:1,000-2,000 →『イチニ』
- 満貫ツモ:2,000-4,000 →『ニヨン』
これらの語呂合わせを声に出して繰り返すことで、実戦での申告がスムーズになります。
特に3翻30符の『サンキュー(3,900)』は覚えやすく、実戦でも頻出するため最優先で暗記しましょう。
ステップ3:練習問題で理解度をチェック【3問】
知識の定着を確認するため、実際に練習問題を解いてみましょう。
以下の3問に挑戦して、点数計算の理解度をチェックしてください。

【問題1】
子がタンヤオ(1翻)でロンアガリしました。符は30符です。点数は?
答え:1,000点
1翻30符のロンは子の基本パターンで1,000点です。
【問題2】
親がホンイツ(3翻)+ ドラ1(1翻)= 4翻でロンアガリしました。符は30符です。点数は?
答え:11,600点
親の4翻30符は11,600点です(子の7,700点の1.5倍相当)。
【問題3】
子がリーチ(1翻)+ タンヤオ(1翻)+ 一盃口(1翻)+ ドラ2(2翻)= 5翻でツモアガリしました。点数は?
答え:子2,000点・親4,000点
5翻なので満貫です。子のツモ満貫は子から2,000点ずつ、親から4,000点を受け取ります。
3問全て正解できた方は、基本的な点数計算が身についています!
間違えた問題は早見表で確認し、繰り返し練習しましょう。
初心者がつまずきやすい点数計算の疑問Q&A

点数計算を学び始めると、多くの初心者が同じような疑問にぶつかります。
ここでは、特によくある4つの質問に回答します。
Q. 点数計算ができないと麻雀は打てない?
A: いいえ、点数計算ができなくても麻雀は十分に楽しめます。
オンライン麻雀では自動計算されますし、実際の麻雀でも早見表を見ながらプレイすることができます。
プロ雀士の中にも、最初は点数計算が苦手だった方は多くいます。
重要なのは、役の種類と翻数を理解することです。
点数計算は実戦経験を積む中で徐々に覚えていけば問題ありません。
まずは麻雀を楽しむことを優先し、点数計算は後からゆっくり習得していくスタンスで大丈夫です。
Q. 符計算が複雑すぎて挫折しそう…
A: 符計算は確かに複雑ですが、最初から完璧に理解する必要はありません。
実戦では30符が圧倒的に多く、次いで40符、50符の順で登場します。
まずは30符の点数だけを暗記し、それ以外のケースは早見表を使う方法がおすすめです。
また、5翻以上の満貫になれば符計算は不要になるため、高い手を目指すことで符計算の頻度を減らせます。
符計算の詳細は、点数計算の基本が身についた後に少しずつ学習していけば十分です。
Q. 点数の端数(100点単位)はどう処理する?
A: 麻雀の点数は100点単位で切り上げられます。
計算途中で100点未満の端数が出た場合、次の100点単位に繰り上げます。
例えば、理論上の計算結果が3,840点の場合、実際の点数は3,900点になります。
ツモアガリの支払い額も同様に100点単位で処理され、端数は切り上げられます。
この切り上げルールにより、実際の点数は必ず100点単位のキリの良い数字になります。
ただし、早見表を使えばこの計算を意識する必要はありません。
Q. 20符と25符はどんな時に使う?
A: 20符と25符は特殊なケースでのみ使用されます。
20符は、ピンフ(平和)をツモアガリした場合にのみ発生します。
ピンフは通常30符ですが、ツモアガリの場合は符の加算がないため、基礎符20符+ツモ2符=22符となり、切り上げで20符として扱われます。
25符は、七対子(チートイツ)の固定符です。
七対子は特殊な役で、常に25符2翻として計算されます(子のロンで1,600点)。
これらは頻度が高くないため、最初は早見表で確認する程度で構いません。
基本的な30符、40符、50符の点数を優先的に覚えましょう。
点数計算を練習できるおすすめアプリ2選

点数計算を効率的に学ぶには、専用の練習アプリや実戦形式のオンライン麻雀アプリを活用するのが効果的です。
ここでは、初心者におすすめの2種類のアプリを紹介します。
無料で使える点数計算練習アプリ
点数計算に特化した練習アプリを使えば、短期間で効率的に学習できます。
【おすすめアプリ】
1. 麻雀 点数計算マスター
iOS専用の点数計算練習アプリで、初心者から上級者まで対応しています。
符計算の練習から、実戦形式の問題まで幅広く用意されており、段階的に学習できます。
解説が丁寧で、間違えた問題は復習機能で繰り返し練習できます。
2. 麻雀Station 点数計算練習
ブラウザで利用できる無料の練習サイトです。
初級から上級まで難易度別の練習問題が豊富に用意されており、アプリのダウンロード不要で気軽に始められます。
これらのアプリで毎日10分程度練習するだけで、1〜2週間で基本的な点数計算が身につきます。
実戦形式で覚えられるオンライン麻雀アプリ
実戦経験を積みながら点数計算を学ぶには、オンライン麻雀アプリがおすすめです。
【おすすめオンライン麻雀アプリ】
1. 雀魂(じゃんたま)
初心者に優しい無料オンライン麻雀アプリです。
自動計算機能付きですが、アガリ時に点数が表示されるため、自然と点数感覚が身につきます。
対戦履歴を振り返る機能もあり、復習に最適です。
2. 天鳳(てんほう)
本格派のオンライン麻雀プラットフォームです。
段位制度があり、実力に応じた対戦相手とマッチングされます。
点数計算の理解が深まるにつれて、より戦略的なプレイができるようになります。
3. Maru-Jan(まーじゃん)
初心者向けのチュートリアルが充実したオンライン麻雀サイトです。
点数計算の解説動画や練習モードもあり、学習と実戦を並行して進められます。
実戦形式のアプリで遊びながら学ぶことで、点数計算が自然と身につき、麻雀の楽しさも同時に味わえます。
まとめ|麻雀初心者はまず「5パターン」から点数計算を始めよう

麻雀の点数計算は最初は難しく感じるかもしれませんが、段階的に学習すれば必ず身につきます。
この記事で紹介した内容をまとめると、以下の5つのポイントが重要です:
- まずは頻出の5パターン(1〜4翻30符+満貫)を暗記する – これだけで実戦の80%以上に対応できます
- 早見表を活用して実戦経験を積む – 完璧に覚えようとせず、早見表を見ながら徐々に慣れていきましょう
- 満貫以上(5翻〜)は符計算不要 – 高い手ほど計算が簡単なので、初心者でも安心です
- 語呂合わせで効率的に暗記 – 『サンキュー(3,900)』など、覚えやすい語呂合わせを活用しましょう
- 練習アプリで反復学習 – 点数計算専用アプリやオンライン麻雀で実践的に学びましょう
点数計算は一度覚えてしまえば、麻雀の戦略性や楽しさが何倍にも広がります。
焦らず、自分のペースで少しずつ学習を進めていってください。
まずは今日から、1翻30符の1,000点と満貫の8,000点だけでも覚えて、実戦に臨んでみましょう!


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