麻雀の筋(スジ)とは?一覧表と覚え方・実戦での使い方を徹底解説

麻雀の筋(スジ)とは?一覧表と覚え方・実戦での使い方を徹底解説

麻雀でリーチがかかったとき、「どの牌を切れば安全なのか?」と悩んだ経験はありませんか?その答えのひとつが『筋(スジ)』です。筋とは、相手の両面待ちに対して安全性が高い牌の組み合わせを指す、守備の基本理論です。この記事では、筋の一覧表から覚え方、実戦での使い方、さらには筋が通用しない危険なケースまで、初心者でもすぐに実践できるように徹底解説します。筋をマスターすれば、放銃率を大幅に下げ、守備力を一段階上げることができるでしょう。

目次

【早見表】麻雀の筋一覧|147・258・369の対応表

【早見表】麻雀の筋一覧|147・258・369の対応表

麻雀の筋は147・258・369の3つのグループに分けられます。

これは数牌(萬子・筒子・索子)すべてに共通する基本パターンで、この組み合わせを覚えることが守備の第一歩です。

例えば、相手が4を捨てている場合、1と7は両面待ちで待たれている可能性が低く、比較的安全な牌と判断できます。

筋の基本3パターンを図で確認

筋の基本パターンは以下の3種類です:

  • 147の筋:一萬と四萬、四萬と七萬が筋の関係
  • 258の筋:二萬と五萬、五萬と八萬が筋の関係
  • 369の筋:三萬と六萬、六萬と九萬が筋の関係

これらは数字の間に2つの牌を挟んだ関係になっており、両面待ちの受け入れになる組み合わせです。

例えば、23の両面待ちは14を待ち、45の両面待ちは36を待つという仕組みです。

スジ(筋)とは − リャンメン待ちの受け入れになる関係の牌 | キンマ ...

参考:筋 (麻雀) – Wikipedia

【保存推奨】萬子・筒子・索子の筋一覧表

実戦で参照できるように、すべての数牌の筋を一覧表にまとめました。

捨て牌 筋になる牌 筋のグループ
1 4 147
2 5 258
3 6 369
4 1・7 147
5 2・8 258
6 3・9 369
7 4 147
8 5 258
9 6 369

この表は萬子・筒子・索子すべてに適用できます。

例えば、相手が五筒を捨てた場合、二筒と八筒が筋になります。

麻雀の『スジ』ってよく聞くけど何のことかお困りでは? スジの仕組み ...

すぐ覚えられる語呂合わせ|イチヨンチー・リャンウーパー・サブローキュー

筋を暗記するための語呂合わせが非常に有効です。

  • イチ(1)・ヨン(4)・チー(7):147の筋
  • リャン(2)・ウー(5)・パー(8):258の筋
  • サブ(3)・ロー(6)・キュー(9):369の筋

この語呂合わせを繰り返し唱えることで、実戦中でも瞬時に筋を判断できるようになります。

初心者の方は、まずこの3つのパターンを完全に覚えることから始めましょう。

慣れてくると、相手の捨て牌を見た瞬間に筋が頭に浮かぶようになります。

麻雀の筋とは?意味と仕組みを図解でわかりやすく解説

麻雀の筋とは?意味と仕組みを図解でわかりやすく解説

筋とは、両面待ちで対になる牌の関係を指す麻雀用語です。

具体的には、あいだに2つの牌を挟んだ2種類の牌が1セットとなり、片方が捨てられている場合、もう片方は相手の両面待ちに当たらない可能性が高いとされます。

この理論を理解することで、リーチがかかった際にどの牌が比較的安全かを判断できるようになります。

筋が「安全牌」と言われる理由|両面待ちの仕組みから理解する

麻雀において、テンパイ(聴牌)の形として最も多いのが両面待ちです。

両面待ちとは、例えば23を持っていて14を待つ形、あるいは45を持っていて36を待つ形のことです。

この両面待ちの特性上、もし相手が4を捨てているなら、23の形で待っている可能性は極めて低くなります。

なぜなら、4を捨てるということは、23の両面待ちを作る意図がないと推測できるからです。

したがって、4が捨てられている場合、1は比較的安全と判断できます。

同様に、4が捨てられていれば、56の両面待ち(47待ち)の可能性も低いため、7も安全度が高まります。

参考:麻雀のスジとは?安全牌や危険牌を読む考え方を解説! – 麻雀豆腐

【図解】4が捨てられている→なぜ1と7が安全なのか

具体例で筋の仕組みを見てみましょう。

ケース1:相手が四萬を捨てた場合

  • 二三萬の両面待ち(一四萬待ち)→四萬を捨てているので、この形で待っている可能性は低い
  • 五六萬の両面待ち(四七萬待ち)→四萬を捨てているので、この形で待っている可能性は低い

つまり、四萬が河に捨てられている場合、一萬と七萬は両面待ちで待たれていないと判断できます。

これが筋の基本的な考え方です。

麻雀】筋(スジ)とは何ぞや?【知るだけで強くなるコツ】 - 戦略ゲーム ...

ただし、これはあくまで両面待ちに限った話であることを忘れてはいけません。

筋は「両面待ちにしか効かない」という大原則

筋理論の最も重要な前提は、両面待ちに対してのみ有効という点です。

カンチャン待ち(例:24待ちの3)、ペンチャン待ち(例:12待ちの3)、シャンポン待ち、単騎待ちなどには筋理論は適用できません。

これを理解せずに筋を過信すると、『筋なのに当たった』という事態が発生します。

実戦では、相手の手牌や捨て牌の流れから、どのような待ちの可能性が高いかを総合的に判断する必要があります。

筋はあくまで守備の判断材料のひとつであり、絶対的な安全牌ではないことを肝に銘じておきましょう。

参考動画:

片筋・中筋・裏筋の違い|安全度の優先順位を理解する

片筋・中筋・裏筋の違い|安全度の優先順位を理解する

筋には複数の種類があり、それぞれ安全度が異なります

守備を行う際には、この違いを理解し、より安全な牌から切っていく判断が重要です。

ここでは、片筋・中筋(またぎ筋)・裏筋の3つを解説します。

片筋とは|片方だけ切れている状態の安全度

片筋(かたすじ)とは、筋の片方だけが捨てられている状態を指します。

例えば、4が捨てられているとき、1または7のどちらか一方が筋になります。

この場合、1と7はそれぞれ片筋と呼ばれ、一定の安全性がありますが、完全に安全というわけではありません。

片筋の安全度は約70~80%程度とされ、無筋(何も情報がない牌)よりは安全ですが、後述する中筋よりは劣ります。

参考:筋 – 最完整的日本麻將中文維基百科

中筋(またぎ筋)とは|安全度が高い理由

中筋(なかすじ)は、両側の牌が両方とも捨てられている状態を指します。

例えば、1と7が両方とも捨てられている場合、4は中筋となり、非常に安全度が高くなります。

なぜなら、23の両面待ち(14待ち)も56の両面待ち(47待ち)も、両方とも成立しない状態だからです。

中筋の安全度は約90%以上とされ、現物(相手が実際に捨てた牌)に次いで安全な牌とされています。

守備時には、中筋を優先的に選択することで放銃リスクを大幅に下げることができます。

裏筋とは|筋なのに危険なパターン

裏筋(うらすじ)とは、捨て牌の隣の牌を含む筋のことです。

例えば、相手が5を捨てた場合、4と6を含む筋(147と369)が裏筋となります。

裏筋は一見安全そうに見えますが、実は危険度が高いとされています。

なぜなら、5を切ったということは、456や345といった良形を崩した可能性があり、その過程で47や36といった両面待ちに変化している可能性があるからです。

裏筋 / 裏スジ(うらすじ)とは - 同色牌で捨て牌の隣の牌を含むスジ ...

実戦では、裏筋は筋の中でも特に警戒すべき牌として扱われます。

参考:裏筋 / 裏スジ(うらすじ)とは – キンマWeb

筋を過信するな!当たってしまう危険なケース

筋を過信するな!当たってしまう危険なケース

筋は守備の基本理論ですが、万能ではありません

筋が通用しない待ちパターンや、あえて筋で待つ戦術も存在するため、過信は禁物です。

ここでは、筋が当たってしまう危険なケースを具体的に解説します。

カンチャン・ペンチャン・シャンポン・単騎には筋が通用しない

筋理論は両面待ちにのみ有効であり、以下の待ちには適用できません

  • カンチャン待ち:例えば24を持っていて3を待つ形。4が捨てられていても3は危険。
  • ペンチャン待ち:例えば12を持っていて3を待つ形、または89を持っていて7を待つ形。
  • シャンポン待ち:対子を2つ持っていて、どちらかの3枚目を待つ形。筋とは無関係。
  • 単騎待ち:1枚で待つ形。これも筋とは無関係。

特に、終盤でテンパイが遅れている相手や、鳴きが多い相手は、両面待ち以外の待ちになっている可能性が高まります。

こうした状況では、筋であっても安全性は大きく低下します。

引っ掛けリーチに注意|あえて筋待ちにする戦術

上級者の中には、あえて筋待ちでリーチをかける『引っ掛けリーチ』という戦術を使う人がいます。

例えば、相手が4を早めに捨てている状況で、あえて23の形で1待ちのリーチをかける、といった手法です。

これは、守備側が『4が切れているから1は安全』と判断して切ってくることを狙った高度な戦術です。

引っ掛けリーチは特に中盤以降に多く見られ、相手の心理を逆手に取る駆け引きです。

実戦では、筋だからといって無条件に安全とは考えず、相手の打牌傾向や局面を総合的に判断する必要があります。

参考動画:

相手の河から「引っ掛けの可能性」を読むポイント

引っ掛けリーチを見抜くためには、相手の捨て牌の流れを注意深く観察することが重要です。

  • 筋牌が早巡目に切られている:序盤で4が捨てられている場合、引っ掛けの可能性は低い。
  • 筋牌が中盤以降に切られている:手牌整理の過程で切られた可能性があり、引っ掛けの可能性が上がる。
  • 鳴きが多い:手牌が見えている部分が多いため、両面待ち以外の待ちになりやすい。
  • ドラや赤ドラが手牌に残っている可能性:手役よりも点数を重視し、無理な待ちでもリーチする可能性。

これらのポイントを総合的に判断し、『この筋は本当に安全か?』と疑う姿勢が、放銃を防ぐ鍵となります。

【実戦編】筋を使った守備の基本手順3ステップ

【実戦編】筋を使った守備の基本手順3ステップ

筋を実戦で活用するには、正しい手順を踏むことが重要です。

ここでは、リーチがかかった際の守備の基本手順を3ステップで解説します。

この手順を守ることで、放銃率を大幅に下げることができます。

ステップ1|まず現物を確認する

守備の第一優先は現物(げんぶつ)です。

現物とは、相手が既に捨てた牌と同じ牌のことで、100%安全です。

リーチがかかったら、まず相手の河を確認し、自分の手牌に現物があるかをチェックしましょう。

現物がある場合は、迷わずそれを切ることが鉄則です。

現物がない場合は、次のステップに進みます。

ステップ2|安全度の優先順位を意識する(現物>中筋>片筋>無筋)

現物がない場合、安全度の優先順位に従って牌を選びます。

  1. 現物:100%安全(相手が既に捨てた牌)
  2. 中筋:約90%以上安全(両側の筋が切れている)
  3. 片筋:約70~80%安全(片側の筋が切れている)
  4. 無筋:安全度低い(筋の情報がない牌)

この優先順位を頭に入れておき、より安全度の高い牌から切っていくことが基本です。

また、字牌(東・南・西・北・白・發・中)も、相手が鳴いていない場合は比較的安全とされます。

スジを覚えたけど実際の状況でどのように使うのかお困りでは? 練習 ...

参考:日麻基礎講座(10)—牌安全度 – Allen’s Mahjong Blog

ステップ3|筋と壁を組み合わせて安全度を高める

より高度な守備技術として、筋と壁(かべ)を組み合わせる方法があります。

壁とは、特定の牌が4枚すべて見えている状態を指し、その牌を使った順子や両面待ちが成立しないことを意味します。

例えば、5が4枚すべて見えている場合、34の両面待ち(25待ち)や67の両面待ち(58待ち)は成立しません。

したがって、5の壁がある場合、2と8は壁筋として非常に安全度が高くなります。

筋と壁を組み合わせて判断することで、守備の精度をさらに高めることができます。

参考動画:

【練習問題】この場面で安全な牌はどれ?

【練習問題】この場面で安全な牌はどれ?

ここまで学んだ筋の知識を、実戦形式の練習問題で確認しましょう。

各問題で、リーチがかかった状況を想定し、どの牌を切るべきかを考えてみてください。

問題1|基本の筋読み(初級)

【状況】

対面のプレイヤーがリーチをかけました。

相手の河には、四萬と八筒が捨てられています。

あなたの手牌には、一萬・七萬・五筒・八索があります。

【質問】

どの牌が最も安全でしょうか?

【解答】

一萬と七萬が片筋で比較的安全です。

四萬が捨てられているため、一萬は23の両面待ち(14待ち)を否定し、七萬は56の両面待ち(47待ち)を否定します。

また、八筒が捨てられているため、五筒も67の両面待ち(58待ち)を否定します。

この中では、一萬または七萬を切るのが基本的な判断です。

問題2|中筋と片筋の判断(中級)

【状況】

対面のプレイヤーがリーチをかけました。

相手の河には、一索・四索・七索が捨てられています。

あなたの手牌には、四索・五萬・九筒があります。

【質問】

どの牌が最も安全でしょうか?

【解答】

四索が中筋で最も安全です。

一索と七索が両方とも捨てられているため、四索は23の両面待ち(14待ち)も56の両面待ち(47待ち)も否定します。

中筋は片筋よりも安全度が高いため、四索を優先的に切るべきです。

問題3|筋が危険なパターンを見抜く(上級)

【状況】

対面のプレイヤーが8巡目にリーチをかけました。

相手の河には、7巡目に五萬が捨てられています。

また、相手は序盤に六萬と七萬を鳴いています。

あなたの手牌には、二萬・八萬があります。

【質問】

二萬と八萬、どちらが危険でしょうか?

【解答】

この場合、二萬と八萬の両方が裏筋で危険です。

五萬が7巡目に切られており、これは手牌整理の過程で切られた可能性が高いです。

また、相手が六萬・七萬を鳴いているため、萬子で手を進めている可能性があり、34の両面待ち(25待ち)や67の両面待ち(58待ち)も十分考えられます。

裏筋は筋の中でも特に危険なパターンであり、この場合は他の安全牌を探すべきです。

参考動画:

筋に関するよくある質問

筋に関するよくある質問

Q. 筋を覚えるのにどのくらいかかる?

A: 個人差はありますが、147・258・369の3パターンを覚えるだけなら、集中して学習すれば1~2日で可能です。語呂合わせ『イチヨンチー・リャンウーパー・サブローキュー』を繰り返し唱えることで、短期間で暗記できます。ただし、実戦で瞬時に判断できるようになるには、実際に麻雀を打ちながら練習することが必要です。オンライン麻雀(天鳳・雀魂など)で数十局打てば、自然と身につくでしょう。

Q. 筋だけ覚えれば守備は大丈夫?

A: いいえ、筋だけでは不十分です。筋は両面待ちにのみ有効であり、カンチャン・ペンチャン・シャンポン・単騎などの待ちには適用できません。また、引っ掛けリーチや裏筋のように、筋が逆に危険になるケースもあります。守備力を高めるには、筋に加えて、壁(特定の牌が4枚見えている状態)、ワンチャンス(相手の捨て牌に関連する牌)、現物優先の原則などを総合的に学ぶ必要があります。

Q. 天鳳・雀魂などネット麻雀でも筋は有効?

A: はい、非常に有効です。ネット麻雀でもリアル麻雀でも、筋の理論は変わりません。むしろ、ネット麻雀では牌譜(対局記録)を後から見返すことができるため、『この場面で筋を切って安全だったか』『引っ掛けリーチだったか』を検証しやすく、学習効率が高まります。天鳳や雀魂などの主要プラットフォームでは、段位が上がるほど相手も筋を意識した守備をしてくるため、筋の知識は必須と言えます。

Q. 筋と壁はどちらを優先すべき?

A: 状況によりますが、一般的には壁の方が安全度が高いとされます。壁(特定の牌が4枚すべて見えている)は、その牌を使った順子や両面待ちが物理的に成立しないため、確実性が高いです。一方、筋は相手が両面待ちである前提に基づく推測であり、絶対的な安全ではありません。ただし、壁筋(筋と壁が重なった牌)は最も安全度が高いため、両方を組み合わせて判断することが理想的です。

まとめ|筋をマスターして守備力を一段階上げよう

まとめ|筋をマスターして守備力を一段階上げよう

この記事では、麻雀の筋(スジ)について、基本的な仕組みから実戦での使い方、注意すべき危険なケースまで徹底的に解説しました。

筋は守備の基本理論であり、正しく理解することで放銃率を大幅に下げることができます。

ここで学んだ知識を実戦で活用し、守備力を一段階上げましょう。

筋の基本3パターンの復習

最後に、筋の基本パターンをおさらいしましょう:

  • 147の筋:イチヨンチー(1・4・7)
  • 258の筋:リャンウーパー(2・5・8)
  • 369の筋:サブローキュー(3・6・9)

この3パターンを完全に暗記し、実戦で瞬時に判断できるようになることが第一歩です。

また、片筋・中筋・裏筋の違いを理解し、安全度の優先順位(現物>中筋>片筋>無筋)を意識することで、より精度の高い守備が可能になります。

次のステップ|壁・ワンチャンス・ベタオリを学ぶ

筋をマスターしたら、次のステップとして以下の守備技術を学びましょう:

  • 壁(かべ):特定の牌が4枚すべて見えている状態を利用した守備理論
  • ワンチャンス:相手の捨て牌に関連する牌の安全性を判断する技術
  • ベタオリ:完全に攻撃を諦め、安全牌だけを切って守りに徹する戦術

これらの技術を組み合わせることで、どんな局面でも冷静に対応できる総合的な守備力が身につきます。

麻雀は攻撃だけでなく守備も重要なゲームです。

筋を起点として、さらに高度な守備技術を学び、安定した勝率を目指しましょう。

参考動画:

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