麻雀を打っていると、一度は憧れる「役満」。しかし実際にどれくらいの確率で出るのか、具体的な数字を知っている人は少ないのではないでしょうか。役満全体の確率は約0.04%、つまり2,500局に1回という超レア体験です。この記事では、天鳳やMリーグの統計データをもとに、13種類の役満を出やすい順にランキング形式で徹底解説します。役満を狙うポイントやオンライン麻雀の確率操作疑惑の真相まで、役満にまつわる疑問を全て解消します。
【結論】役満の確率は約0.04%|2,500局に1回の激レア体験

麻雀における役満の出現確率は、統計データによると約0.04%です。
これは言い換えると、2,500局に1回という頻度になります。
毎日3局打ったとしても、役満を1回上がるまでに約2年以上かかる計算です。
麻雀における役の中で最高峰に位置する役満は、その希少性ゆえに多くの打ち手が一生に一度の体験として記憶に残すほどの価値があります。
実際の麻雀では、役満を一度も上がったことがない打ち手も珍しくありません。
天鳳などのオンライン麻雀の膨大なデータを分析すると、全和了の中で役満が占める割合は0.03〜0.05%の範囲に収まることが確認されています。
確率の計算根拠と出典データ(天鳳・Mリーグ統計)
役満の確率0.04%という数値は、主にオンライン麻雀「天鳳」の統計データに基づいています。
天鳳は数百万局以上の対局データを蓄積しており、その膨大なサンプル数から信頼性の高い確率を算出することができます。
具体的には、天鳳の段位者の対局データを分析した結果、役満全体の出現率は約0.03〜0.05%の範囲に収まることが報告されています。
また、プロ麻雀のMリーグでも、シーズンを通じて役満の出現頻度を記録しており、おおよそ同様の確率で推移しています。
Mリーグは2018年の開幕以来、毎試合の詳細なデータを公開しており、役満の出現も含めて統計が取られています。
これらのデータは、実際の対局における役満の出現率を裏付ける重要な根拠となっています。
身近な例で比較|役満はどれくらい珍しいのか
0.04%という確率は、日常生活の中でどれくらい珍しいのでしょうか。
いくつかの身近な確率と比較してみましょう。
- 宝くじ(年末ジャンボ1等):約0.00001%(2,000万分の1)
- サイコロで同じ目が5回連続:約0.013%(7,776分の1)
- 役満を上がる:約0.04%(2,500分の1)
- 麻雀で満貫以上を上がる:約10%(10局に1回)
- 雨の日に出かける:約30%(年間降水日数の割合)
このように、役満は宝くじの1等に比べれば圧倒的に現実的ですが、サイコロで同じ目を5回連続で出すよりも難しいという位置づけです。
つまり、運だけで引き当てるには難しいが、人生で数回は経験できる可能性があるというレベルの珍しさです。
特に麻雀を趣味として長年続けている打ち手であれば、数年に一度は役満を上がるチャンスに恵まれるでしょう。
役満13種類の確率ランキング【出やすい順に一覧表で紹介】

役満には全部で13種類(ローカル役を除く)がありますが、その出現確率には大きな差があります。
ここでは、実際のデータをもとに役満を出やすい順にランキング形式で紹介します。
| 順位 | 役満名 | 出現確率 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 1位 | 四暗刻 | 約0.04〜0.05% | 暗刻4組、比較的狙いやすい |
| 2位 | 国士無双 | 約0.03〜0.04% | 配牌次第で狙える |
| 3位 | 大三元 | 約0.02〜0.03% | 三元牌の刻子3組 |
| 4位 | 字一色 | 約0.006% | 字牌のみで構成 |
| 5位 | 小四喜 | 約0.005% | 風牌3組+雀頭 |
| 6位 | 大四喜 | 約0.001% | 風牌4組 |
| 7位 | 清老頭 | 約0.001% | 1・9牌のみ |
| 8位 | 緑一色 | 約0.001% | 緑色の牌のみ |
| 9位 | 九蓮宝燈 | 約0.0003% | 特定の形、門前のみ |
| 10位 | 四槓子 | 約0.0001% | 槓4回 |
| 11位 | 天和 | 約0.0003%(約33万分の1) | 親の配牌時和了 |
| 12位 | 地和 | 約0.0001% | 子の第一ツモで和了 |
| 13位 | 数え役満 | 約0.01% | 13翻以上の複合 |
このランキングを見ると、四暗刻と国士無双が圧倒的に出やすいことがわかります。
一方で、天和や四槓子は数十万局に1回という超レアな役満です。
参考:【全13種】麻雀の役満一覧|出現率ランキングと成立条件を解説

【1位〜5位】比較的出やすい役満(四暗刻・国士無双・大三元など)
1位:四暗刻(スーアンコー)|約0.04〜0.05%
四暗刻は役満の中で最も出現率が高い役です。
4組の暗刻(ポンせずに自分でツモった刻子)を揃える必要があり、門前限定です。
配牌で対子が多い場合や、序盤から対子が集まってきた場合に狙いやすくなります。
ただし、単騎待ち以外はロンで上がれないため、ツモ和了を目指す必要があります。

2位:国士無双(コクシムソウ)|約0.03〜0.04%
国士無双は1・9牌と字牌を各1枚ずつ揃え、そのうち1種類を雀頭にする役満です。
配牌時点でヤオ九牌(1・9・字牌)が多ければ狙える可能性があります。
門前限定ですが、13面待ちという特殊な待ちになることもあり、ドラマチックな和了として人気があります。
出現率は約0.04%で、四暗刻に次いで2番目に出やすい役満です。
参考:麻雀の役満とその確率をわかりやすく解説 | AMOSナビ
3位:大三元(ダイサンゲン)|約0.02〜0.03%
大三元は白・發・中の三元牌をすべて刻子(または槓子)で揃える役満です。
鳴きが可能なため、他家が三元牌を切ってくれればチャンスが広がります。
出現率は約0.02〜0.03%で、役満の中では比較的現実的な部類に入ります。
三元牌は役牌として使われやすいため、序盤から意識して集めることが重要です。

4位:字一色(ツーイーソー)|約0.006%
字一色は字牌(東南西北白發中)のみで手牌を構成する役満です。
鳴きが可能で、配牌時に字牌が多ければ狙えます。
ただし字牌は全部で7種類28枚しかないため、他家との取り合いになりやすく、難易度は高めです。
5位:数え役満|約0.01%
数え役満は、複数の役を複合させて13翻以上になった場合に成立する役満です。
三倍満(11〜12翻)の一歩手前まで来た場合、さらにドラや裏ドラで翻数を伸ばすことで到達できます。
清一色+三暗刻+ドラ3などの組み合わせで13翻以上になるケースがあります。
【6位〜10位】中程度の出現率の役満(字一色・清老頭など)
6位:小四喜(ショウスーシー)|約0.005%
小四喜は風牌(東南西北)のうち3種類を刻子、残り1種類を雀頭にする役満です。
鳴きが可能ですが、風牌4種類を集める必要があるため難易度は高めです。
7位:大四喜(ダイスーシー)|約0.001%
大四喜は風牌4種類すべてを刻子にする役満で、ダブル役満として扱われることもあります。
出現率は約0.001%で、数千局に1回レベルの超レア役満です。
8位:清老頭(チンロウトウ)|約0.001%
清老頭は1と9の数牌のみで手牌を構成する役満です。
鳴きが可能ですが、1・9牌は全部で6種類24枚しかなく、他家との競合が激しいため非常に難しい役満です。
9位:緑一色(リューイーソー)|約0.001%
緑一色は索子の2・3・4・6・8と發のみで手牌を構成する役満です。
使える牌が限定されているため、配牌時点でこれらの牌が多くなければ狙えません。
出現率は約0.001%で、数千局に1回レベルです。
10位:九蓮宝燈(チューレンポウトウ)|約0.0003%
九蓮宝燈は1種類の数牌(萬子・筒子・索子のいずれか)で「1112345678999+任意の1枚」という特定の形を作る役満です。
門前限定で、形が非常に限定的なため出現率は約0.0003%と極めて低いです。
純正九蓮宝燈(9面待ち)はさらに確率が低く、数十万局に1回とも言われます。
【11位〜13位】滅多に見られない超レア役満(天和・四槓子・九蓮宝燈)
11位:天和(テンホー)|約0.0003%(約33万分の1)
天和は親が配牌時点で和了している状態の役満です。
理論上の確率は約33万分の1とされており、一生に一度出会えるかどうかのレベルです。
配牌14枚がそのまま和了形になっている必要があり、完全に運に依存します。
Mリーグや天鳳の長い歴史の中でも、天和の出現例は極めて少数です。

12位:地和(チーホー)|約0.0001%
地和は子が第一ツモで和了する役満です。
天和よりもさらに確率が低く、他家が鳴かずに自分の第一ツモが来る必要があります。
ルールによっては役満として認められない場合もあります。
13位:四槓子(スーカンツ)|約0.0001%
四槓子は4回槓(カン)をして成立する役満です。
出現率は約0.0001%で、役満の中でも最も出にくい部類に入ります。
四暗刻と比較すると約100倍も出現率が低いとされています。
槓は他家にドラを増やすリスクもあるため、実戦で4回槓するのは極めて稀です。
参考:麻雀の役満役の確率格差についての話!四暗刻と四槓子は100倍違う
ダブル役満・トリプル役満の確率はどれくらい?
ダブル役満とは、役満2つ分の点数(子64,000点、親96,000点)が認められる超高得点の和了です。
代表的なダブル役満には以下があります。
- 大四喜:風牌4種類を刻子
- 四暗刻単騎:四暗刻を単騎待ちで和了
- 純正九蓮宝燈:九蓮宝燈の9面待ち
- 国士無双13面待ち:国士無双の13面待ち
ダブル役満の出現確率は数万局に1回というレベルで、通常の役満よりもさらに100倍以上珍しいとされています。
実際のデータでは、天鳳の16年間の統計でダブル役満の出現は極めて少数にとどまっています。
さらに、トリプル役満(役満3つ分)という概念もあり、例えば「大四喜+字一色」などが該当しますが、実際の出現例はほぼ皆無に等しいです。
参考:目指せ!夢のダブル役満!16年間の教室データから確率を検証
役満を狙いやすくする3つのポイント

役満は確率的には非常に低いですが、配牌や状況によっては狙う価値があるケースもあります。
ここでは、役満を少しでも上がりやすくするための実践的なポイントを3つ紹介します。
ポイント1:配牌を見て「狙えるか」を即判断する
役満を狙う第一歩は、配牌時点での判断です。
以下のような配牌であれば、役満を視野に入れることができます。
- 対子が3〜4組ある:四暗刻を狙える可能性
- ヤオ九牌(1・9・字牌)が7種類以上:国士無双を狙える
- 三元牌が2種類以上ある:大三元の可能性
- 字牌が7〜8枚以上:字一色の可能性
- 同じ色の数牌が10枚以上:九蓮宝燈の可能性(低いが)
逆に、配牌がバラバラで役満の芽が全くない場合は、無理に狙わず通常の役を目指す方が賢明です。
役満を狙うかどうかの判断は、配牌後3巡以内に行うのが理想です。
それ以降は状況が変わり、他家の動きや自分のツモ状況に応じて柔軟に方針を変える必要があります。
ポイント2:現実的に上がれる役満を優先する
役満の中でも、四暗刻・国士無双・大三元は比較的出やすく、狙う価値があります。
一方で、九蓮宝燈や四槓子などは確率が極端に低いため、無理に狙うと放銃リスクが高まります。
実戦では、以下のような優先順位で役満を考えると良いでしょう。
- 四暗刻:対子が多い配牌なら積極的に狙う
- 国士無双:ヤオ九牌が多ければ検討
- 大三元:三元牌が2種類以上あれば視野に入れる
- 字一色:字牌が非常に多い場合のみ
- その他:配牌が完璧に揃っている場合のみ
また、役満を狙いつつも満貫以上の通常役でも上がれる形を維持することが重要です。
例えば、四暗刻を狙いながらも三暗刻+対々和で満貫になる形を残しておくなど、柔軟な対応が求められます。
ポイント3:放銃リスクとのバランスを意識する
役満を狙うあまり、他家に振り込んでしまっては本末転倒です。
特に門前限定の役満(四暗刻・国士無双など)を狙う場合、手牌の自由度が低くなり、危険牌を抱え込むリスクが高まります。
以下のような状況では、役満狙いを諦めて守備に回ることも検討しましょう。
- 他家が早い段階でリーチをかけてきた
- 自分の手牌の進みが遅く、テンパイまで時間がかかる
- 他家が明らかに高得点の手を作っている
- 危険牌を複数抱えている
役満を狙う際は、何巡目までに形を整えるかを事前に決めておくと良いでしょう。
例えば『10巡目までにテンパイしなければ通常役に切り替える』といった基準を持つことで、無謀な役満狙いを避けることができます。
オンライン麻雀の役満確率は操作されている?天鳳・雀魂のデータ検証

オンライン麻雀をプレイしていると、『役満が出やすすぎる』『確率が操作されているのでは?』という疑問を持つ人も少なくありません。
ここでは、天鳳や雀魂といった主要なオンライン麻雀の統計データをもとに、確率操作の真相を検証します。
天鳳・雀魂の統計データから見る実際の出現率
天鳳は日本最大級のオンライン麻雀プラットフォームで、数百万局以上のデータが蓄積されています。
天鳳の公式統計によると、役満の出現率は約0.03〜0.04%で、理論値とほぼ一致しています。
特に段位者(四段以上)のデータを見ると、役満の出現率は約0.03%とやや低めになっており、これは守備力の高いプレイヤーが多いためと考えられます。
一方、雀魂も同様に膨大なデータを公開しており、役満の出現率は約0.04〜0.05%と報告されています。
これらのデータから、オンライン麻雀の確率は理論値に近く、操作されている証拠はないと言えます。
「確率が操作されている」という噂の真相
『オンライン麻雀は役満が出やすい』という噂が広まる理由には、いくつかの心理的要因があります。
- 確証バイアス:役満が出たときの印象が強く残り、『よく出る』と感じる
- 対局数の多さ:オンラインではリアルより圧倒的に多くの局を打つため、役満に遭遇する絶対数が増える
- 他家の役満も見える:リアル麻雀では他の卓の状況は見えないが、オンラインでは対戦相手の役満も記録されるため、『頻繁に出ている』と感じる
実際には、統計データを見る限り確率操作の証拠は全くありません。
天鳳や雀魂は乱数生成に厳密なアルゴリズムを使用しており、公正性を保つために第三者機関による監査も受けています。
もし確率操作が行われていた場合、膨大なデータ分析によってすぐに発覚するため、運営側にとってもリスクが高すぎます。
三麻と四麻で役満の確率は変わるのか
三人麻雀(三麻)と四人麻雀(四麻)では、使用する牌や配牌枚数が異なるため、役満の出現確率も変わります。
三麻の特徴
- 萬子の2〜8を抜いた牌を使用(全108枚)
- 配牌が14枚(四麻と同じ)だが、山牌の総数が少ない
- 北が抜きドラとして扱われるルールが一般的
三麻では牌の種類が減るため、役満の確率はやや上がります。
特に国士無双は、ヤオ九牌の割合が相対的に増えるため、四麻よりも出やすくなります。
一方、四暗刻や大三元などは、牌の減少による影響が小さいため、確率の変動は限定的です。
天鳳の三麻データでは、役満の出現率は約0.05〜0.06%とやや高めに記録されています。
役満の確率に関するよくある質問

Q. 役満を一度も上がったことがないのは普通?
A: はい、全く普通です。役満の出現確率は約0.04%(2,500局に1回)なので、1日3局打っても約2年以上かかる計算になります。週末だけ打つ程度であれば、数年〜10年以上役満を上がらないことも珍しくありません。特に門前役満(四暗刻・国士無双)は配牌運に大きく左右されるため、長年麻雀を続けていても一度も経験しない人もいます。焦らず、いつか巡ってくるチャンスを楽しみに待ちましょう。
Q. 役満が出やすいアプリやルールはある?
A: 基本的には、どのアプリでも乱数生成は公平に設計されており、役満が特別出やすいアプリはありません。ただし、三人麻雀(三麻)では牌の種類が減るため、四人麻雀よりもやや役満が出やすくなります。また、ローカルルールで『天和・地和を認めない』『ダブル役満を採用する』などのバリエーションがありますが、これは確率自体には影響しません。役満を早く経験したい場合は、対局数を増やすことが最も確実な方法です。
Q. ローカル役満(大車輪など)の確率は?
A: ローカル役満として有名な大車輪(ダイシャリン)は、筒子の2〜8を2枚ずつ揃える役満で、出現確率は約0.0001%以下と推定されています。他にも『八連荘』『人和』『流し満貫』などがローカル役満として扱われることがありますが、これらは公式ルールではないため、統計データも限定的です。ローカル役満を採用するかどうかは対局前に確認しておくことをおすすめします。
Q. 役満を上がったときの点数やご祝儀は?
A: 役満の点数は、子が32,000点、親が48,000点です(ツモの場合は子1人あたり8,000点/16,000点の支払い)。ダブル役満なら子64,000点、親96,000点になります。リアル麻雀では、役満を上がった際にご祝儀として全員から追加のチップや現金をもらう習慣がある場合もあります(1人1,000円など)。ただしご祝儀はローカルルールなので、事前に取り決めておく必要があります。
参考:【麻雀】役満一覧とそれぞれの確率・点数 – ゲームエイト
まとめ|役満は「狙う」より「出会う」もの

役満は麻雀における最高峰の役であり、その出現確率は約0.04%(2,500局に1回)という極めて低い数値です。
この記事で紹介した内容を改めて整理すると、以下のポイントが重要です。
- 役満全体の確率は約0.04%で、天鳳やMリーグのデータでも裏付けられている
- 四暗刻と国士無双が最も出やすく、合わせて役満全体の約60%を占める
- 天和や四槓子は数十万局に1回という超レア役満で、一生に一度出会えるかどうかのレベル
- 役満を狙う際は配牌判断が重要で、無理に狙うと放銃リスクが高まる
- オンライン麻雀の確率は操作されていないことが統計データで証明されている
役満は確率的には非常に低いですが、だからこそ上がったときの喜びは格別です。
無理に狙いすぎず、自然な形で『出会う』ことを楽しむ姿勢が、麻雀を長く楽しむ秘訣と言えるでしょう。
配牌に恵まれたときは積極的に役満を視野に入れつつ、状況に応じて柔軟に方針を変えることで、いつか必ず役満を上がるチャンスが訪れるはずです。


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