「麻雀の役が多すぎて何から覚えればいいかわからない」「せっかく覚えた役が実戦で全然使えない」と感じている初心者の方は多いはずです。麻雀には100種類以上の役が存在しますが、実戦で頻繁に使う役はごく一部です。この記事では、初心者が最優先で覚えるべきおすすめ役15選を優先順位・作りやすさ・点数効率の3軸で徹底解説します。今日から使えるすぐに役立つ知識をお届けします。
【結論】最初に覚えるべきおすすめ役ベスト5と早見表

まず結論からお伝えします。初心者が最初に覚えるべき役はリーチ・タンヤオ・役牌・ピンフ・ツモの5つです。
この5役は出現頻度・作りやすさ・点数効率のすべてにおいて優秀で、実戦の大半をこれだけでカバーできます。
「役が多くて覚えられない」という方も、まずはこの5役だけを完璧にすれば、初心者卓では十分に戦えます。
おすすめ役クイック早見表【保存版】
以下の早見表で5役の基本情報を一覧確認しましょう。
| 役名 | 翻数(門前) | 翻数(鳴き) | 主な条件 | 難易度 |
|---|---|---|---|---|
| リーチ(立直) | 1翻 | ×不可 | 門前テンパイでリーチ宣言 | ★☆☆ |
| タンヤオ(断么九) | 1翻 | 1翻 | 手牌が全て2〜8の数牌 | ★☆☆ |
| 役牌(翻牌) | 1翻 | 1翻 | 三元牌・場風牌・自風牌の刻子 | ★☆☆ |
| ピンフ(平和) | 1翻 | ×不可 | 全順子・両面待ち・雀頭が役牌以外 | ★★☆ |
| ツモ(門前清自摸和) | 1翻 | ×不可 | 門前でツモアガリ | ★☆☆ |
この5役だけで実戦の8割をカバーできる理由
プロや上級者の対局データを見ると、アガった手の約60〜80%はこの5役のいずれかを含んでいると言われています。
理由は3つあります。まず、リーチは門前テンパイになりさえすれば誰でも宣言でき、他の役がなくても成立します。
次に、タンヤオは手牌の構成を選ぶだけで成立するため、序盤から狙いやすい役です。
さらに役牌は鳴いても成立するため、手が遅れている局面でも速攻アガリが狙えます。
この5役を組み合わせるだけで2〜3翻の手が自然と完成するため、点数効率も非常に高いのです。
麻雀の役を覚える優先順位の決め方【3つの評価軸】

役を覚える順番を間違えると、実戦で使えない役ばかり知っていて勝てないという状況に陥ります。
優先順位を正しく決めるには、出現頻度・作りやすさ・点数効率の3つの評価軸で役を評価することが重要です。
評価軸①:出現頻度(実戦でよく使う役)
出現頻度とは、1つのゲーム中にどのくらいの頻度でその役が成立するかの指標です。
リーチは門前テンパイで必ず宣言できるため、出現頻度が最も高い役の一つです。
タンヤオも2〜8の数牌を集めるだけで成立するため、全役の中でトップクラスの出現率を誇ります。
一方、国士無双や大四喜のような役満は何百局に1回程度しか出現しないため、初心者が最優先で覚える必要はありません。
評価軸②:作りやすさ(成功率が高い役)
作りやすさとは、狙ってから実際にアガれる確率の高さです。
役牌は対子(2枚同じ牌)さえあれば鳴いて刻子にするだけで役が成立するため、成功率は非常に高い役です。
成功率が高い役ほど、初心者にとっては優先度が上がります。
逆に三色同順や一気通貫は手牌の構成が複雑になり、途中で崩れるリスクが高いため、作りやすさの評価は中程度です。
評価軸③:点数効率(コスパの良い役)
点数効率とは、手牌を作る労力に対して得られる点数の高さです。
リーチ+ピンフ+タンヤオは複合しやすく、3翻で8000〜12000点を狙える非常にコスパの高い組み合わせです。
一方、チャンタは端牌を多く集める必要があり、2翻にしては手牌の制約が多いため、点数効率はやや低めです。
少ない翻数でも複合しやすい役を選ぶことが、初心者が効率よく点数を稼ぐコツです。
【初心者向け】最優先で覚えるべきおすすめ役10選

ここからは初心者が最優先で覚えるべき10役を、具体的な作り方・条件・実戦での使い方とともに解説します。
各役の成立条件をしっかり理解することで、実戦で迷わず判断できるようになります。
第1位:リーチ(立直)|迷ったらこれ
リーチは初心者が最初に覚えるべき、麻雀で最も重要な役です。
成立条件はシンプルで、門前(鳴いていない状態)でテンパイしたときに1000点棒を出して宣言するだけです。
リーチの最大のメリットは、他の役が一切なくても1翻が確定する点です。
さらにリーチ後は裏ドラ・一発・ツモなどの追加翻数も狙えるため、一気に高打点になる可能性があります。
注意点としては、リーチ後は手牌の変更ができないため、テンパイ形の良し悪しを見極めてから宣言することが重要です。
- 条件:門前テンパイ+1000点棒の支払い
- 翻数:1翻(裏ドラ・一発で増加可能)
- 鳴き:不可
- 初心者へのアドバイス:迷ったらリーチ!まずこれを体に染み込ませよう
第2位:タンヤオ(断么九)|最速アガリの定番
タンヤオは手牌に1・9・字牌を一切含まない役で、初心者が最も作りやすい役の一つです。
2〜8の数牌(中張牌)だけで手牌を構成すればよく、鳴いても成立するため非常に使いやすい役です。
実戦では配牌で2〜8の数牌が多い場合に迷わずタンヤオを狙いましょう。
タンヤオはリーチやピンフとの複合が非常にしやすく、リーチ+ピンフ+タンヤオの3翻コンボは麻雀の基本戦術です。
- 条件:手牌が全て2〜8の数牌で構成
- 翻数:1翻(門前・鳴き共通)
- 鳴き:可能(ただし喰いタンを認めないルールもあり注意)
- 初心者へのアドバイス:1・9・字牌を序盤から積極的に切って手牌を整えよう
第3位:役牌(翻牌)|1鳴きで1翻確定
役牌は三元牌(白・発・中)・場風牌・自風牌の刻子(同じ牌3枚)で成立する役です。
鳴いても成立するため、対子(2枚)があれば相手が捨てた牌を鳴いてすぐ刻子にできます。
役牌の種類は以下のとおりです。
- 三元牌:白(ハク)・発(ハツ)・中(チュン)——常に役牌として機能
- 場風牌:東場なら東、南場なら南——場の風に合わせて変わる
- 自風牌:東家なら東、南家なら南など——自分の席に対応する牌
東場の東家は東が「場風牌」かつ「自風牌」になるため、東の刻子は2翻になります。
注意点として、役牌はあくまで刻子(ポン)が条件です。対子のままではアガれません。
第4位:ピンフ(平和)|リーチと相性抜群
ピンフは全ての面子が順子(連続した3枚の数牌)で、両面待ちでアガる役です。
成立条件が複数あるため、最初は少し複雑に感じるかもしれませんが、慣れると自然に判断できるようになります。
- 全4面子が順子(刻子・槓子は不可)
- 雀頭が役牌以外(1〜9の数牌や客風牌)
- アガりの待ち形が両面待ち
- 門前のみ成立(鳴き不可)
ピンフはリーチと複合しやすく、さらにタンヤオとも合わせたリーピンタン(リーチ+ピンフ+タンヤオ)は麻雀初心者が最初に目指すべき黄金形です。
ピンフ時のツモアガリは符計算が特殊で20符固定になるため、ピンフを覚えたら次は符計算も学ぶと理解が深まります。
第5位:ツモ(門前清自摸和)|リーチと複合で2翻
ツモは門前(鳴いていない状態)で自分でアガリ牌を引いてアガる役です。
条件は「門前であること」と「自分でツモアガリすること」の2点のみで、非常にシンプルです。
ツモはリーチと必ず複合するため、リーチ後にツモアガリした場合は自動的にリーチ+ツモの2翻が確定します。
さらにピンフとも複合するとツモの点数計算が特殊ルールになり、親なら4000オール(12000点)、子なら2000/4000(8000点)という高打点になります。
鳴いた場合はツモの役が消えてしまうため、リーチを狙う局面では安易な鳴きを避けましょう。
第6位:イーペーコー(一盃口)|見落とし注意の1翻役
イーペーコーは、同じ種類・同じ数字の順子を2組作ることで成立する門前役です。
例えば「マン1・2・3」を2組持っている場合がイーペーコーです。
手牌を見ているときに気付きにくい役で、見落としによる損失が多い役でもあります。
成立条件は「同一の順子が2組あること」「門前であること」の2つです。
実戦では手牌に似た並びが2セットできたときに「これはイーペーコーかも」と意識するクセをつけましょう。
ピンフやタンヤオとも複合しやすく、気付けば打点を底上げできるお得な役です。
第7位:三色同順|狙える配牌を見極める
三色同順は、マンズ・ピンズ・ソーズの3種の数牌で同じ数字の順子を1組ずつ作る2翻役(鳴き1翻)です。
例えば「マン2・3・4」「ピン2・3・4」「ソー2・3・4」を揃えると三色同順になります。
配牌で異なる種類の同じ数字が複数枚見えたときが狙いどきです。
鳴きで1翻になるため、門前で2翻を狙うか、テンパイが遅れる局面で鳴いて1翻で速攻アガリするかを判断しましょう。
タンヤオとの複合が非常に相性よく、2〜8の数字で揃えれば三色同順+タンヤオの3翻が自然に狙えます。
第8位:一気通貫(イッツー)|同色で123-456-789
一気通貫は、同一種類の数牌で「1・2・3」「4・5・6」「7・8・9」の3つの順子を揃える役です。
門前なら2翻、鳴きなら1翻で、同じ色の数牌が配牌に偏っているときに狙いやすい役です。
例えば、マンズの1・2・3・4・5・6・8・9があれば、7を引けばイッツーが完成します。
注意点として、タンヤオとは複合できません。イッツーは1・9を使うため、タンヤオの「1・9を使わない」条件と矛盾するからです。
配牌で同色の牌が5枚以上あればイッツーを意識し始めましょう。
第9位:チャンタ(混全帯么九)|端牌が多いときの選択肢
チャンタは全ての面子と雀頭に1・9・字牌(么九牌)を含む役です。
門前で2翻、鳴きで1翻になります。
配牌で1・9・字牌が極端に多い場合にチャンタを狙うのが有効です。
チャンタの注意点は、全ての面子に么九牌を必ず1枚以上含める必要があることです。
例えば「マン1・2・3」はチャンタに使えますが(1を含む)、「マン2・3・4」は使えません。
チャンタは手牌が端牌に偏ったときの救済役として覚えておくと、捨て牌に迷う場面を減らせます。
第10位:トイトイ(対々和)|鳴いて速攻
トイトイは全ての面子を刻子(同じ牌3枚)で揃える2翻役です。
鳴いても2翻が確定するため、序盤から対子が多い配牌のときは積極的にポンして速攻を狙えます。
実戦では配牌に対子(2枚組)が3つ以上あればトイトイを狙いましょう。
役牌との複合が非常に強く、例えば中(チュン)の刻子+トイトイで役牌1翻+トイトイ2翻=3翻の高打点が実現します。
注意点として、トイトイはピンフとは複合しません。ピンフが全順子を条件とするのに対し、トイトイは全刻子が条件だからです。
【中級者向け】勝率を上げるおすすめ役5選

初心者向けの10役をマスターしたら、次は中級者向けの役を習得して勝率をさらに高めましょう。
ここで紹介する5役は、特定の手牌構成に偏ったときや高打点を狙いたい局面で非常に有効です。
七対子(チートイツ)|対子だらけの救済役
七対子は7種類の対子(2枚組)で手牌を構成する2翻役です。
通常の4面子1雀頭の構成とは全く異なる特殊な役で、門前限定です。
配牌で対子が4〜5組以上あれば、チートイツを狙うのが合理的な判断です。
特徴として、符計算が特殊で常に25符2翻固定(子で1600点、親で3200点が基本)となります。
手牌が方向性を失いそうになったときの『救済役』として、チートイツを覚えておくと判断の選択肢が増えます。
ドラが対子になっていればドラドラで4翻相当になることもあり、一発逆転の打点が期待できます。
混一色(ホンイツ)|染め手で高打点
ホンイツは手牌を1種類の数牌と字牌だけで構成する役で、門前3翻・鳴き2翻になります。
例えば、マンズと字牌だけで手牌を揃えれば混一色(ホンイツ)の完成です。
鳴いても2翻が確定するため、打点と速度のバランスが良い中級者向けの役です。
ホンイツを狙うサインは、配牌で特定の色の数牌が5枚以上、かつ字牌が複数ある場合です。
役牌と複合しやすく、ホンイツ+役牌2種で最大5翻になることもある高打点の染め手です。
相手からすると捨て牌の偏りで染め手がバレやすいため、中盤以降は警戒されることも頭に入れておきましょう。
純全帯么九(ジュンチャン)|チャンタの上位互換
ジュンチャンはチャンタの上位互換で、全ての面子と雀頭に1または9の数牌(端数牌のみ)を含む役です。
チャンタと違い字牌は使えず、純粋に1・9の数牌のみで手牌を構成します。
門前で3翻、鳴きで2翻となり、チャンタより高打点が期待できます。
狙うべき配牌の目安は、1・9の数牌が6枚以上ある場合です。
ジュンチャンはタンヤオとは複合不可ですが、三色同順との複合が強力です。例えばジュンチャン+三色同順で5翻になります。
三暗刻(サンアンコー)|偶然できる高打点役
三暗刻は、ロンアガリを除く3つの刻子(暗刻)を自力で揃えた状態でアガる役で2翻になります。
狙って作るよりも、配牌や摸打の流れの中で自然にできることが多い役です。
重要な点として、ロンで完成した刻子は『明刻』扱いになるため、三暗刻の成立にはカウントされません。
トイトイと複合した場合、四暗刻(役満)に昇格する可能性もあるため、対子が4組以上の配牌では意識してみましょう。
実戦では「気付いたらできていた」という役ですが、条件を知っておくことで符計算や打点の把握に役立ちます。
小三元|三元牌2種で4翻確定
小三元は三元牌(白・発・中)のうち2種を刻子、残り1種を雀頭にする役で、基本2翻ですが三元牌の役牌と必ず複合して実質4翻以上になります。
小三元が成立すると、刻子の2種はそれぞれ役牌1翻になるため、小三元2翻+役牌2翻=合計4翻が最低保証されます。
狙う状況は、配牌で三元牌が4〜5枚あるときです。
鳴いても成立するため、三元牌を中心に積極的にポンして速攻高打点を狙えます。
小三元はチャンスに気付かず見逃すことが多い役なので、三元牌が集まったら必ず意識しましょう。
おすすめ役の複合パターン5選|打点アップの組み合わせ

麻雀の醍醐味は役の複合です。複数の役を同時に成立させることで打点が飛躍的に上がります。
ここでは実戦でよく見られる強力な複合パターン5選を紹介します。
リーチ×ピンフ×タンヤオ|黄金の3点セット
リーピンタン(リーチ+ピンフ+タンヤオ)は初心者が最初に目指すべき最強の3翻複合です。
条件は「2〜8の数牌だけで全順子を作り、両面待ちで門前テンパイ」するだけです。
3翻30符で親8000点・子5200点、さらにツモ・一発・裏ドラが乗れば一気にマンガンに達することも珍しくありません。
実戦でのコツは「1・9・字牌を早めに切り、順子を中心に手を進める」ことです。
麻雀の入門書で『リーピンタンを覚えれば初心者卓では負けない』と言われるほど汎用性の高い複合形です。
役牌×トイトイ|鳴いて速攻高打点
役牌+トイトイは鳴いて実現できる高打点コンボで、子でも5200点、親なら7700点以上になります。
役牌の刻子(ポン)でまず1翻を確定させ、残り3面子も刻子を揃えればトイトイ2翻が加わります。
配牌で三元牌の対子と数牌の対子が2〜3組あれば、迷わずこのコンボを狙いましょう。
さらに三暗刻と複合する可能性もあり、役牌+トイトイ+三暗刻で5翻の高打点が実現する場合もあります。
ホンイツ×役牌|染め手の基本形
ホンイツ+役牌は染め手の基本複合で、鳴きでも3翻以上が確定します。
特定の色の数牌と字牌を集め、字牌を役牌でポンするだけで成立するため、序盤から狙いやすい複合形です。
例えばマンズ+中(チュン)ポン+発(ハツ)ポンで、ホンイツ2翻+役牌1翻×2=4翻になります。
捨て牌から染め手がバレやすいデメリットはありますが、点数効率が非常に高く、一発逆転の打点を作れる複合形です。
タンヤオ×三色同順|中張牌の有効活用
タンヤオ+三色同順は中張牌(2〜8)の同じ数字の順子を3色で揃える3翻コンボです。
2〜8の数字しか使えないため、三色同順の形を「2・3・4」「3・4・5」「4・5・6」「5・6・7」「6・7・8」の中から選ぶ必要があります。
配牌で異なる色の同じ数字が複数あれば、タンヤオを崩さないよう端の数字を避けながら手を進めましょう。
さらにリーチやピンフと複合できれば4〜5翻の高打点が実現し、マンガン以上を安定して狙える複合形です。
チートイツ×ドラドラ|対子手の打点源
チートイツはドラが対子になっているときに特に強力で、ドラドラが加われば4翻以上の高打点になります。
チートイツは符が25符固定のため通常の役より少し点数が低めですが、ドラが多ければその差を十分補えます。
配牌でドラが対子になっていたら、他の対子を集めてチートイツを目指す価値があります。
リーチとも複合できるため、テンパイしたらリーチを宣言して裏ドラも狙えば、一気にハネマン・バイマン級の点数になる可能性もあります。
配牌から狙う役を選ぶ判断フロー【実践編】

役を知っていても、配牌を見てどの役を狙うか判断できなければ実戦では活かせません。
ここでは配牌の段階で役を選ぶための実践的な判断フローを解説します。
配牌チェックポイント3つ
配牌を受け取ったら、まず以下の3点を確認しましょう。
- 対子の数を数える:対子が3組以上あればトイトイ・チートイツを検討する
- 色の偏りを確認する:特定色が6枚以上あれば混一色(ホンイツ)を検討する
- 1・9・字牌の枚数を確認する:2〜8の数牌が9枚以上あればタンヤオ・ピンフを優先する
この3点を素早くチェックするだけで、狙うべき役の方向性が絞り込めます。
配牌の段階で決定した役の方向性は、よほどの理由がない限り途中で変えないことが安定した成績につながります。
パターン別|狙うべき役の選び方
配牌パターン別の役選びの目安は以下のとおりです。
| 配牌の特徴 | 優先して狙う役 | 期待翻数 |
|---|---|---|
| 2〜8の数牌が多い(9枚以上) | タンヤオ→ピンフ→リーチ | 2〜4翻 |
| 対子が4組以上 | チートイツ or トイトイ | 2〜4翻 |
| 特定色が6枚以上 | ホンイツ+役牌 | 3〜5翻 |
| 三元牌が4枚以上 | 役牌→小三元 | 2〜4翻 |
| 1・9が多い(7枚以上) | チャンタ or ジュンチャン | 2〜3翻 |
| 特に偏りなし | タンヤオ→リーチ優先 | 1〜3翻 |
よくある判断ミスと対処法
初心者がよく陥る判断ミスを3つ紹介します。
- ミス①:役なしテンパイでリーチを見逃す→テンパイしたら必ず「役があるかどうか」を確認する習慣をつけよう。役なしテンパイはリーチ一択。
- ミス②:途中で役を変える→タンヤオを狙っていたのに途中でホンイツに変えるのは手牌が大きく遠回りになる。方向転換は4巡目まで、それ以降は元の方針を貫こう。
- ミス③:鳴いて役消し→ピンフやイーペーコーなど門前役がある場合、鳴くと役が消えてしまう。鳴く前に「門前役が消えないか」を必ず確認しよう。
麻雀の役を効率よく覚える3つのコツ

役を覚えようと一度に全部詰め込もうとすると混乱してしまいます。
ここでは実際に役を短期間で習得した上級者が実践している3つのコツを紹介します。
コツ①:まず5役だけを完璧にする
最初から多くの役を覚えようとするのは逆効果です。まずリーチ・タンヤオ・役牌・ピンフ・ツモの5役だけを徹底的に覚えましょう。
この5役を「条件を言えて・手牌を見て判断できて・実戦で宣言できる」レベルにするまで他の役を覚える必要はありません。
人間の記憶には「7±2のマジカルナンバー」という認知限界があり、一度に覚えられる項目は約7つと言われています。
5役に絞ることで、実戦での瞬時の判断力が格段に上がります。
コツ②:実戦で役名を声に出して確認する
アガった手牌を確認するときに、「これはリーチ+ピンフ+タンヤオ!」と声に出して確認する習慣をつけましょう。
声に出すことで視覚・聴覚・発声の3つの感覚が同時に働き、記憶の定着率が高まります。
テンパイ形でも「今の待ちはリャンメン待ちだからピンフが成立する」と声に出して確認すると、条件の誤解に気付けます。
一人で練習する場合もアプリ対局中に「今の役は〇〇」と心の中で唱えるだけで効果があります。
コツ③:複合パターンをセットで覚える
役単体で覚えるより、「リーチ+ピンフ+タンヤオ」などの複合パターンをセットで覚えるほうが実戦で役立ちます。
脳は孤立した情報よりも関連性のある情報のほうが記憶しやすいという特性があります。
具体的には「タンヤオを狙うときは1・9・字牌を切る→ピンフも成立しやすくなる→テンパイしたらリーチ」という一連の流れで覚えましょう。
このように役を行動フローとセットで記憶すると、実戦での判断が自動化されて迷わなくなります。
おすすめ役を練習できる無料アプリ3選

役を覚えたら実戦で練習することが最も効果的です。
ここでは初心者から本格派まで対応した無料で使える麻雀アプリを3つ紹介します。
雀魂(じゃんたま)|初心者に最適
雀魂はPC・スマートフォン両対応の無料麻雀ゲームで、初心者向けのゆっくりとした操作感と丁寧な役説明が特徴です。
アガったとき・テンパイしたときに役名と翻数がわかりやすく表示されるため、役を覚えながらプレイできます。
初心者向けの「段位戦(銅の間・銀の間)」では同レベルのプレイヤーと対局できるため、実戦経験を積みやすい環境です。
美しいグラフィックとキャラクターが人気で、2026年現在も国内最大級のユーザー数を誇るアプリです。
※利用は無料ですが、キャラクターや装飾の一部は有料コンテンツです。
MJモバイル|実戦感覚を養える
MJモバイルはセガが開発した本格麻雀アプリで、アーケードゲームで培われたリアルな対局感が楽しめます。
リアルタイムでの対人対局が基本で、スピーディーな展開で実戦感覚を養えます。
役の自動認識機能が充実しており、テンパイ時に有効な待ち牌と期待できる役が表示されます。
初心者がまず3局試して「テンパイの判断に慣れる」使い方に最適なアプリです。
天鳳|本格派向け段位戦
天鳳は日本最大級のオンライン麻雀サービスで、10段・鳳凰位を目指す本格的な段位制度が特徴です。
無料の「一般卓・上級卓」から始められ、実力が上がれば「鳳凰卓」の高レベル対局にも挑戦できます。
対局後の牌譜(プレイ記録)を見返せる機能が充実しており、役の見落としや判断ミスを振り返って学べます。
「役を一通り覚えて勝率を上げたい」という中級者以上のプレイヤーに特におすすめのアプリです。
まとめ|まず5役を覚えて今日から実戦へ

麻雀の役は数多くありますが、初心者が最初から全部覚える必要はありません。
まずは5役だけを完璧にすることが、最も効率的な上達への近道です。
おすすめ役ベスト5の振り返り
この記事で紹介したおすすめ役ベスト5を最終確認しましょう。
- 第1位:リーチ——門前テンパイで宣言するだけ。他の役がなくても1翻確定。裏ドラ・一発も狙える万能役。
- 第2位:タンヤオ——2〜8の数牌だけで手牌を構成。鳴いても成立する最速アガリの定番役。
- 第3位:役牌——三元牌・場風・自風の刻子で1翻確定。鳴いて速攻アガリに最適。
- 第4位:ピンフ——全順子+両面待ち+役牌以外の雀頭で1翻。リーチ・タンヤオとの黄金複合が強力。
- 第5位:ツモ——門前でのツモアガリで1翻。リーチとの複合で自動的に2翻になる。
この5役の複合形であるリーピンタン(リーチ+ピンフ+タンヤオ)を実戦で出せるようになれば、初心者卓での勝率は大幅に上がります。
次のステップ|点数計算を覚えよう
5役をマスターしたら、次のステップとして点数計算(符計算)を覚えることを強くおすすめします。
点数計算を理解すると「今の手牌で何点になるか」が事前にわかり、リーチするかどうかや役を複合させるべきかの判断精度が大幅に上がります。
また、相手がどのくらいの打点を狙っているかも推測できるようになり、守備面でも強くなれます。
- まず5役(リーチ・タンヤオ・役牌・ピンフ・ツモ)を完璧に覚える
- 無料アプリ(雀魂・天鳳など)で実戦を重ねて役を体で覚える
- 複合パターン(リーピンタン・役牌+トイトイ)をセットで習得する
- 役が安定してきたら点数計算の学習に進む
- 中級者向けの5役(チートイツ・ホンイツ・ジュンチャンなど)を順次習得する
麻雀は覚えることが多く感じますが、優先順位を正しく設定すれば着実に上達できます。今日から5役を意識して、実戦に臨んでみてください。


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